トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 歌舞伎衣裳刺繍 林秀雄 ー昭和61年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月14日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:369KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
林 秀雄(はやしひでお)さん
号 縫徳
【故人】
歌舞伎衣裳刺繍(かぶきいしょうししゅう)
歌舞伎衣裳「藤娘」
16分
「このネ、下から針を出すのにいつまでもねらっているようじゃ商売にならないんだ。ここへ出そうというところへ、一度で針が決まるようじゃなくちゃ」と語る林さんは、浅草歌舞伎の舞台衣裳の刺繍部門を担当していた徳次郎さんの長男として、大正5年(1916年)に生まれた。昭和5年(1930年)、14歳の頃、三越本店刺繡部門の仕事に携わっていた島光貞一氏に入門。7年間、地物刺繡の修業を市、その後、父・徳次郎さんの下で歌舞伎衣裳刺繍の技術の指導を受けた。子供のころから歌舞伎衣裳に囲まれて育ってきたという林さんは「刺繡技術だけではダメなんだ。歌舞伎そのものを知らないとネ」と語る。
映像では、舞台衣裳では激しい動きに耐えられるように施す「角おさえ」の技法や、金糸の「管縫い」など、詳細な刺繡の様子がわかる。
昭和59年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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