トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 木目込人形 柿沼常吉 ー平成5年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:327KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
柿沼常吉(かきぬまつねきち)さん
号 東光
【故人】
木目込人形(きめこみにんぎょう)
「立雛」
18分
柿沼さんは大正9年(1920年)生まれ。旧制中学卒業後の昭和10年(1935年)、初代・真多呂(旧下谷区御徒町)に師事、木目込人形づくりを学んだ。柿沼さんは、桐塑(とうそ)を用いた生地づくり、胡粉塗り、筋彫りを施し木目込んでいく全工程を行った。その伝統的な技法を守りつつ、独自に開発した衣裳に関する「二衣重技法」も駆使して、創造性豊かな人形づくりに励んだ。雛人形をはじめとする各種の人形には、「親が子の無事と成長を祈る気持ちは、いつの世も変わることがない」という柿沼さんの愛情が溢れている。
平成4年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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