更新日:2023年2月17日

ここから本文です。

漆塗 角光男 ー令和3年度制作「伝統に生きる」ー

区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。区立図書館でDVD等の貸出も行っています。

映像紹介

プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:1,524KB)(別ウィンドウで開きます)

※プレスシートは作成当時のものです。
 現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。

プロフィール等

角さんは福井県生まれ。昭和38年(1963年)、高校1年生の時から、西尾久にあった義兄・加藤敏朗氏の営む工房へ、年末年始の手伝いに行っていた。同41年4月、高校卒業後に上京し、加藤氏に住み込みで師事し、本格的な修業を開始する。15年間修業して技術を修得し、同56年に現在地で独立した。親方の加藤氏は、向島(墨田区)で修業した父の忠夫氏から技術を修得した塗師である。

漆塗は、漆を木地等に塗り重ねて漆器に仕上げる技術。

角さんは修業時代には寿司・蕎麦用の道具を多く手掛けたが、今は椀の漆塗を中心に行う。また、独自の発想で製品化した陶製の漆塗ビアカップも手掛ける。寿司・蕎麦用の道具等の直しも、依頼があれば行う。昭和59年(1984年)には、オランダ・ロッテルダム市からの招聘を受けて漆塗りの実演を行うなど、評価が高い。現在、区内で漆塗の技術を保持している職人は角さんのみである。

令和2年度区指定無形文化財保持者に認定。

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館

〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号

電話番号:03-3807-9234

ファクス:03-3803-7744

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。