トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 提灯文字 前森英世 ー平成23年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:484KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
前森英世(まえもりひでよ)さん
【故人】
提灯文字(ちょうちんもじ)
「高張提灯」
25分
前森さんは、昭和12年(1937年)生まれ。昭和36年に上京し、提灯文字職人の前森重左衛門氏のもとで技術を修得した。同46年に先代の死去後、前森さんが跡を継いだ。提灯づくりは、提灯を貼る作業と、火袋に文字や家紋を描く作業とで分業化されている。前森さんは提灯問屋から仕入れた火袋に文字や家紋などを描き、枠などの付属品を取り付けて提灯に仕上げるところまでを行い、都内はもちろん、問屋を通して各地からの注文に応えていた。提灯文字は、あたり(下書き)を取り、文字の輪郭を描き、塗り込み、はね、はらいなどを整える技術。前森さんは、主に高張提灯と弓張提灯を扱っており、本作品では、高張提灯の工程を紹介している。提灯文字の技術は、冠婚葬祭などの儀礼や商店の看板用など、地域と密接に結び付いている。
平成22年度、区指定無形文化財保持者に認定。
現在、子息・前森宏之(区登録無形文化財保持者)が跡を継いでいる。
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