トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 犬張子 田中作典 ー平成19年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
田中作典(たなかさくのり)さん
犬張子(いぬはりこ)
犬張子
20分
田中さんは昭和12年(1937)生まれ。祖父・中村伸太郎氏は、代々家業として受け継いだ桐塑(とうそ、桐の木の粉に糊を合わせ混ぜたもの)の生地を使った様々な種類の人形を製作しており、父・田中留吉氏の代に、桐塑と胡粉を使った人形生地と同様の技法で製作する犬張子(いぬはりこ)を専門とするようになった。田中さんは幼少の頃より父の仕事を手伝い、昭和29年から本格的に修業を始めた。昭和33年に父が逝去すると、田中さんを中心に母と兄嫁の3人で犬張子製作を続けた。現在は妻・洋子さんの協力のもと犬張子を作り続けている。犬張子とは、安産祈願や子どもの健やかな成長を祈るという縁起物である。安産祈願、出産祝い、お宮参り、節供などの際に購入する人が多い。
平成18年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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