トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 鍛金 長澤金次郎 ー平成元年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年4月26日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:266KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
長澤金次郎(ながさわきんじろう)さん
号 巧益
【故人】
鍛金(たんきん)
籠目盛器
30分
長澤さんは、明治40年(1907年)生まれ。大正8年(1919年)、12歳のとき、京都の足立喜巧氏に弟子入り。大正13年、17歳のとき、足立喜一郎氏(二代目)と上京した。昭和8年(1933年)、浅草合羽橋で独立。昭和26年、荒川に移転した。
機械製造された金属加工品が多く出回る中で、銀・真鍮・銅などの金属板を打ち出し、鍛えて茶器類や茶釜や食器、花器類を作った。息子、孫と、三代そろって精魂込めて金槌で打つ音が仕事場に鳴り響いていた。「職人の生命は手。少しぐらい体の具合が悪くても、手が動けば仕事をする」と語る金次郎氏の職人としての姿が映し出された映像となっている。
昭和63年度、区指定無形文化財保持者に認定。
その技術は、子息の長澤武久さん(故人、区登録無形文化財保持者)、孫の長澤利久さん(区登録無形文化財保持者)へ受け継がれ、現在も続いている。
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