トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > べっ甲 平岩保政 ー昭和62年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:379KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
平岩保政(ひらいわやすまさ)さん
【故人】
べっ甲(べっこう)
「とろ甲」の眼鏡
16分
平岩さんは、明治43年(1910年)生まれ。大正11年(1922年)、小学校卒業後、下谷実務学校に入学。大正14年、16歳の時から6年間、浅草猿屋町の角倉勇次郎氏に弟子入りして、小間物師としてのべっ甲細工の技術を修得した。昭和7年(1932年)4月、23歳で独立し、平岩亀甲眼鏡枠製作所を設立した。完成した時の色や模様を考え、いくつかのべっ甲をはりあわせ、パーツを作り眼鏡の形に仕上げていく。昭和20年3月、戦災で栃木へ疎開したが、昭和25年に荒川区町屋へ移った。息子の一之氏、孫の勝氏と三代で眼鏡フレームを手がけ、優れたべっ甲眼鏡の製作技法は、業界内外で高い評価を得た。
昭和60年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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