トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 木版画摺 関岡功夫 ー昭和63年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者となられた方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:400KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
関岡功夫(せきおかいさお)さん
号 二代目扇令(せんれい)
【故人】
木版画摺(もくはんがすり)
都電荒川線・熊野前風景
(小野誠一郎画)
16分
関岡さんは、大正13年(1924年)生まれ。昭和20年(1945年)から、関岡仙太郎氏(初代扇令)について修業。昭和35年以後、二代目扇令を継いだ。江戸時代から続く摺師の系統、日本橋石町松村系の流れを汲む木版画摺師である。浮世絵は、版元(資本を持った企画者、販売元)、絵師、彫師、摺師の分業によって成り立っている。関岡さんは、伝統的な浮世絵の覆刻だけでなく、現代版画の創作にも工夫を凝らし、精力的に取り組んだ。映像では、16色の色を使って順序摺している。また、摺りの技法や道具の使い方を語る様子が映し出されている。
昭和59年度、区指定無形文化財保持者に認定。
現在、弟子の川島秀勝さん(区指定無形文化財保持者)が技術を継承。子息の関岡裕介さん(区登録無形文化財保持者)が木版画彫師として三代目扇令を継いでいる。
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