トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > つまみかんざし 石田一郎 ー令和2年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2025年3月4日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
この作品は、映文連アワード2021「優秀企画賞」を受賞しました!
この作品は、令和3年度東京都広報コンクールで二席を受賞しました!(外部サイトへリンク)
石田一郎(いしだいちろう)さん
つまみかんざし
七五三用つまみかんざし「鶴」
28分
石田さんは、昭和38年(1963)に北区の高等学校を卒業し、3年間会社勤めをした。
その後、父・利重氏(故人、元区指定無形文化財保持者)の下で本格的に修業を始め、技術を修得した。石
田家は代々つまみかんざしを家業としており、最盛期には家族総出で仕事をしたという。
父・利重氏は、13歳で従兄弟の石田竹次氏のもとで修業し、昭和12年に独立した。保持者は、平成2年頃か
ら跡を継ぎ現在に至る。
つまみかんざしは、正方形の薄地の布(おもに絹地の羽二重)をピンセットでつまんで折りたたみ、花びら等を作り、かんざしに仕上げる技術。石田さんは流行を取り入れたデザインを考え、現代的なアレンジを加え、多彩な作品を製作する。正月用、七五三用、成人式用のかんざしの他、イヤリング、根付、ブローチ、バレッタも作る。
令和元年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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