トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > すだれ 小山孝治 ー平成10年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月14日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:397KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
小山孝治(こやまこうじ)さん
【故人】
すだれ
「蕎麦用すだれ」
21分
小山さんの父・直次郎氏は、祖父・万作氏に技術を学び、鹿児島をはじめ、佐渡(新潟県)、都城(宮城県)などで修業を重ね、竹割りの技術をはじめ、すだれの技術を修得した。昭和5年(1930)に万作氏の住む日暮里に移転し、4人の職人さんを抱え、すだれ作りに励んだ。
小山さんは、昭和2年生まれ。小学生の頃からすだれ作りを手伝っていたが、学校卒業後、軍需工場で働き、昭和20年、敗戦にともない父が疎開していた那須(栃木県)に疎開した。その後、昭和22年より父について本格的に修業を始め、技術を修得し、昭和30年に町屋に店を構えた。小山さんは、真竹を仕入れ、蕎麦用、寿司用、だて巻き用、ちくわ用、なると用など小物すだれを中心に、長物すだれからオリジナルの作品まで幅広い製品を手がけた。
平成9年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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