トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > つまみかんざし 戸村絹代 ー平成28年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月14日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
戸村絹代(とむらきぬよ)さん
つまみかんざし
つまみかんざし
29分
戸村さんは、昭和16年(1941年)生まれ。昭和32年に中学卒業後に上京し、先代の戸村ひで氏(故人、元区指定無形文化財保持者)の養子となり、同37年、20歳の頃よりひで氏に師事して修業を開始し、技術を修得した。ひで氏が考案した実用新案登録の「変わり剣つまみ」と「針金に直接つまみ片をふく技術」を受け継いでいる。
つまみかんざしは、ピンセットで羽二重(絹の生地)をつまみ、花びらを形作り、それらを組み合わせ、かんざしを作る技術。
戸村さんは、七五三、成人式、婚礼のお色直しなどのつまみかんざしを製作するほか、ブローチ、コーム、イヤリング、コサージュなどの装飾品や、日本人形用のミニチュアのかんざしも製作する。また、つまみ細工のテーマも伝統的な祝儀事にちなんだ松竹梅や鶴など縁起の良いものだけでなく、多種多様な植物や動物へと広がりを見せている。
平成27年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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