トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 衣裳着人形 佐久間實 ー昭和62年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月14日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:349KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
佐久間實(さくまみのる)さん
号 珖甫
【故人】
衣裳着人形(いしょうぎにんぎょう)
新歌舞伎十八番「鏡獅子」
16分
佐久間さんは、明治39年(1906年)生まれ。大正12年(1923年)、17歳の頃に上京し、彫金・日本画を学び、のちに衣裳着付専門の人形師・松崎義雄氏に師事し、技術を修得した。
衣裳着人形は、生地を選び、人形の胴に衣裳を着せつけ、生き生きと振り付けて仕上げる技術。
昭和2年(1927年)に独立し、独自の研究を続けた。昭和11年のパリ万国博覧会、昭和13年のベルリンでの第1回国際手工業博覧会に、それぞれ日本代表として衣裳着人形を出品した。国内では、昭和16年、帝展(現在の日展)で初入選以来、各美術展に入選受賞した。昭和17年、人形芸術作家協会を設立し、常任評議員となる。昭和30年人形研究友の会を設立し、のちに常任理事となる。昭和54年より「新作博多人形展」「東京都伝統工芸品(人形部門)」の審査員もつとめた。昭和56年には日本人形協会より功労賞を受賞するなど、多くの功績を残している。
昭和60年度、荒川区指定無形文化財保持者に認定。
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