トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 彫金 黒川武雄 ー昭和60年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
ここから本文です。
区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
黒川武雄(くろかわたけお)さん
号 伊藤正弘
【故人】
彫金(ちょうきん)
銀の額皿「翁面」
※この作品は荒川ふるさと文化館常設展示室に展示されています
17分
黒川さんは、明治38年(1905年)生まれ。大正9年(1920年)、15歳の時、江戸幕府御用彫金師を務めた伊藤家十六世・伊藤正見氏に入門。修業を重ねて、大正15年に独立した。伊藤家は、元来、刀の鍔(つば)や三所物(みところもの)である小柄(こつか)、目貫(めぬき)、笄(こうがい)などを彫る彫金師であった。黒川さんは、その技術を受け継ぎながら、花瓶、飾り箱、額面、水滴、香盒などを、注文により作っていた。「ほとんどの仕事っていうのは、50年、100年先のことを見込んでやる」と語る黒川さん。映像では、彫金に欠かせない道具・鏨(たがね)作りから作品制作までの様子が記録されている。
昭和58年度、区指定無形文化財に認定。
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3803-7744
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください