トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 鋳造 堀川次男 ー平成7年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月14日
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指定無形文化財保持者となられた方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。作品は、各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:412KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
堀川次男(ほりかわつぎお)さん
【故人】
鋳造(ちゅうぞう)
天龍鶴首花入
17分
堀川さんは大正12年(1923年)生まれ。小学生の時から父の鋳物(いもの)工場を手伝いはじめた堀川さんは、高等小学校卒業後、12歳頃に鋳物師(いもじ)の道に入った。師である父・子之吉氏(号・秀雲)は、大正8年に本郷から日暮里に移り、日本橋の装飾金具などを鋳造した。戦前は美術鋳造のみを手がけていた堀川さんだが、戦争が激しくなるにつれ、機械部品しか作れなくなったという。戦後は美術鋳造を中心に職人としての腕を磨き、鋳型づくりから鋳上げまでを一貫して手がける数少ない鋳物師であった。「鋳物師は私の天職」と語る堀川さんは、弟、娘婿と共に、本物の鋳物師の技術を守るべく作品づくり、製品づくりに励んだ。
平成6年度、区指定無形文化財保持者に認定。
現在は娘婿の松本隆一氏(区登録無形文化財保持者)が跡を継ぎ、その子息・松本育祥氏とともに仕事をしている。
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