トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 鍛金 菅原悦夫 ー平成29年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
菅原悦夫(すがわらえつお)さん
鍛金(たんきん)
銀製茶筒
30分
菅原さんは、昭和13年(1938年)生まれ。昭和32年に渋谷で鍛金の修業をしていた従兄を頼って上京。従兄が師事していた平田禅之丞を祖とする平田派の流れを汲む鍛金職人の小川友衛氏のもとで5年間修業し、鍛金の技術を修得した。同39年から足立区千住の神長製作所に勤務し、同47年に荒川区で独立。
鍛金は、金属板(銀、銅、真鍮)を鈍(なま)しながら、叩いて成形して立体的な製品へと加工する技術。
菅原さんは、鍛金の技術で茶筒や急須などの日用品を手がけるほか、レストラン等で使う菊皿やスープポットなどの高級洋食器の製造にも携わってきた。また、多種にわたる見本や図案を元に指定された形状に忠実に作り上げる技術を有し、国際的なイベントのトロフィーを製作した経験もある。
平成28年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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