トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 和裁仕立 田中正吉 ー平成4年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月14日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。作品は、各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:321KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
田中正吉(たなかしょうきち)さん
【故人】
和裁仕立(わさいしたて)
「江戸更科訪問着」
16分
田中さんは、大正2年(1913年)生まれ。15歳のときから、父・田中安三氏に従事して和裁仕立の技術を修得した。昭和13年(1938年)に独立し、父と同様、銀座のデパートの専属和裁仕立職人となり、昭和30年に西尾久に移り住んだ。内弟子をとり、和裁の技術を教えていたこともある。和裁仕立ては、長時間座ったままの姿勢で行うため、「女性もくけ台を使わず、あぐらをかいて足の親指、人差し指とで布を押さえて仕事ができるようになれば一人前です」と語る田中さん。鯨尺(寸、尺)と物指(cm、mm)を自在に使いこなし、和裁の技術を伝えていこうと日々取り組んでおり、その功績は大きい。
平成3年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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