トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 金槌 高野由治 ー平成4年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:346KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。
高野由治(たかのよしはる)さん
【故人】
金槌(かなづち)
板金槌・彫刻槌
16分
高野さんは、大正元年(1912年)生まれ。大正12年、12歳のとき、台東区の栗山仁三郎氏に弟子入りし、昭和7年(1932年)に独立し荒川へ。70年以上、「総火づくり」により鋼材で製造する手法で金槌づくりに励んだ。板金用金槌・錺工用金槌、彫刻槌などを注文により作っていた。金槌の種類は約50種。長いものは、3寸4分(約10センチ)の板金用、錺工用の金槌がある。小さいものには、3分(約1センチ)の金属彫刻用の彫刻槌があり、別名、お多福といわれる。「気持ちが入らないような仕事はしたくない。精魂尽きたらおしまいです。腕はあがっちゃいない、まだこれからですよ」と語る高野さんの、街の鍛冶屋さんとしての誇りある仕事ぶりに触れることができる映像となっている。
平成3年度、区指定無形文化財保持者に認定。
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