更新日:2023年9月12日

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彫金 堀直久 ー平成9年度制作「伝統に生きる」ー

区指定無形文化財保持者となられた方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。

映像紹介

プレスシート(説明用チラシ)のダウンロード(PDF:273KB)(別ウィンドウで開きます)
※プレスシートは作成当時のものです。
 現在と状況が異なる場合がありますので、ご了解の上、ご覧ください。

保持者

堀直久(ほりなおひさ)さん
【故人】

技術

彫金(ちょうきん)

映像内で製作した作品

「虎」

映像時間 

21分

プロフィール等

堀さんは明治44年(1911年)生まれ。子どもの頃から手先の器用だった堀さんは、実修学校で彫塑を学び、昭和3年(1927年)、17歳の時、彫金界の第一人者、海野勝珉門下の竹下竹義に師事し、彫金の修業を重ねる。彫金は銅板に数十種類の鏨(たがね)を用いて、彫刻して作品を作り上げていく。戦時中徴兵され、一時仕事を離れていたが、昭和26年頃から再び彫金の道に戻った。その当時たくさんあった骨董屋で彫金を施した額などを見て回り勉強したという。
常に他人のやっていない新しいことをやろうと取り組んできた堀さんは、山中温泉にある旅館のために彫った花椿の絵柄を用いた作品で、初めて乱反射という堀さん独自の技法を生み出した。その後、乱反射技法は、堀さんの得意とする虎の絵柄で、躍動感を感じさせる見せ方として完成した。
平成8年度、区指定無形文化財保持者に認定。

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お問い合わせ

地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館

〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号

電話番号:03-3807-9234

ファクス:03-3803-7744

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