トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 木版画摺 川嶋秀勝 ー平成30年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月14日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
この映像は、令和元年度東京都広報コンクール映像部門最優秀賞、令和元年度全国広報コンクールで入賞しました。
川嶋秀勝(かわしまひでかつ)さん
木版画摺(もくはんがすり)
「名所江戸百景 日暮里諏訪の台」
(歌川広重画)
27分
川嶋さんは、昭和19年(1944年)生まれ。昭和34年、中学卒業後、木版画摺の関岡功夫氏(二代目扇令、元区指定無形文化財保持者)に師事し技術を修得した。関岡家の技術の系譜は、松村仙吉に始まる日本橋石町松村系に連なる。修業は、デパートの懸紙(かけがみ)、年賀状、クリスマスカードなどから始まり、3年目から浮世絵の摺に取り組んだ。6年目に一人前の職人として認められるようになり、今日まで木版画の技の研鑽に努めてきた。60年以上の経験に裏付けられた高度な技で東都納札睦会の千社札、復刻木版画などを手がけている。江戸時代の技法を忠実に守り摺り上げる木版画摺の技は、日本の代表的な伝統文化である。錦絵(にしきえ)という多色摺りの木版画を後世に継承する上で欠くことができず、川嶋氏は的確に素早く摺る技術を持つ。
平成29年度、荒川区指定無形文化財保持者に認定。
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