トップページ > 文化・芸術 > 伝統工芸技術 > 荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きるーあらかわの伝統工芸技術ー」 > 人形頭 高久秀芳 ー平成20年度制作「伝統に生きる」ー
更新日:2023年9月12日
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区指定無形文化財保持者の方々の技術の記録・保存のために制作した荒川区伝統工芸技術記録映像「伝統に生きる」をご覧いただけるページです。各区立図書館でDVD等の貸出も行っています。
高久秀芳(たかくひでよし)さん
【故人】
人形頭(にんぎょうかしら)
人形頭(雛人形)
23分
高久さんは、昭和7年(1932)生まれ。昭和24年(1949年)に上京し、義兄の仁戸部武氏に師事する。昭和35年に東日暮里で独立し、昭和37年に西日暮里に移った。分業制がとられる人形づくりのなかで、人形頭づくりを手がける。人形頭とは、桐塑(とうそ、桐の木の粉に糊を合わせ混ぜたもの)の人形生地に目を入れ、胡粉を塗り重ねて輪郭を作る「おきあげ」という技法で表情を描いて仕上げる。高久さんは、雛人形と木目込人形の頭を中心に製作し、その他、武者人形・女形人形・子供人形(舞踊・武者といった節供人形)・市松人形など、多様な種類の人形頭を作る熟練の技術をもつ。また、目も人形に合わせてガラスで作る高度な技術をもつ職人である。
平成19年度、区指定無形文化財保持者に認定。
平成28年度、卓越した技能者(現代の名工)表彰受賞。
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