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物差しで寸法を測って蓋や引き出しのある箱物をつくる技術。釘を使わずに、ホゾを組んで製作するのが特徴。室町時代、書院造、茶の湯の普及とともに調度品の需要が増え、専業の指物師が登場。
江戸の指物は木目を生かした作品が特徴。
父・渡辺禀三氏(故人、元荒川区指定無形文化財保持者)の技を継ぐ渡辺和家具製造の二代目。父のもとで修業を積み、技術を修得した。禀三氏の残した桑材を受け継ぎ、その他、桐・黄檗なども素材に、茶だんす・鏡台・衣裳引出しなどの大物から、宝石箱・楊枝入れ・箸箱などの小物類まで、幅広い製品を製作している。注文に応じて作るほか、修理などの相談にも応じている。
現在は、荒川の匠育成事業を修了したご息女・久瑠美さんと共に製作している。
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