更新日:2021年3月31日

ここから本文です。

木工の職人

表の中の見たい方をクリックしてください。

地域

名前 業種 登録・指定
荒川 渡辺 光 指物 登録
日暮里 井上喜夫/健志 指物 登録・指定/ー
日暮里 根本一德 指物 登録
尾久 町田金三郎 桐たんす 登録・指定
町屋 村井正孝/泰雄 桐たんす/
桐たんす仕上げ
登録/登録
町屋

吉田一司/

栗原大地

額縁 ー/ー

指物(さしもの)

物差しで寸法を測って蓋や引き出しのある箱物をつくる技術。釘を使わずに、ホゾを組んで製作するのが特徴。室町時代、書院造、茶の湯の普及とともに調度品の需要が増え、専業の指物師が登場。
江戸の指物は木目を生かした作品が特徴。

井上喜夫(いのうえよしお)・健志(たけし)

井上さんは現在、親子二代で井上木芸を営んでいる。

井上善夫さん

喜夫さん

昭和36年、高校卒業後、父・猪治氏(故人、元荒川区指定無形文化財保持者)の下で修業を始め、指物の技術を修得した。桑・檜・献保梨・桜・黄檗・楢・桐などの材料を使用して、簿記台・鏡台・茶だんす・文机・電話台・座卓などの家具、調度類を製作している。

  • 平成4年度 荒川区登録無形文化財保持者に認定。
  • 平成13年度 経済産業省大臣認定伝統工芸士に認定。
  • 平成14年度 東京都優秀技能者(東京マイスター)に認定。
  • 平成24年度 瑞宝単光章を受章。
  • 平成25年度 荒川区指定無形文化財保持者に認定。
井上健志さん

健志さん

平成元年に、父である喜夫さんのもとで修業し、技術を修得した。
父と同じ工房で製作に励んでいる。
平成17年度、経済産業大臣認定伝統工芸士に認定。

 

井上さん机
  • 所在地 荒川区東日暮里4-18-5 井上木芸
  • 時間 午前9時~午後6時(定休日:日曜日・祝日)
  • 電話・ファクス 03-3807-3426
  • 紹介動画 伝統に生きる(井上喜夫さん)
健志さん作品(回転鏡)

(上)喜夫さんの作品

  • 文机 530,000円

 

(下)健志さんの作品

  • 回転鏡 130,000円

根本一德(ねもとかずのり)

昭和45年、師・島崎國治氏(故人、元荒川区登録無形文化財保持者)に弟子入り。中学卒業後、職業訓練校木工科に2年間通学し、木のもつ美しさ・あたたかさを感じ一生の仕事と決め、紹介されて島崎氏のもとで修業することになったという。昭和59年に國治氏が没した後、現在地で、師から学んだ技術をもとに、鏡台・たんす・棚類・小引出し・座卓・箱物などを製作し、できないものがないように心掛けている。
平成11年度、経済産業大臣認定伝統工芸士に認定。
平成14年度、荒川区登録無形文化財保持者に認定。
平成19年度、東京都優秀技能者(東京マイスター)に認定。

根本さん
根本作品

(左奥から)

  • 立鏡 55,000円
  • 市松小引出箱 550,000円
  • 島桑回転化粧箱 605,000円

 

渡辺光(わたなべひかる)

父・渡辺禀三氏(故人、元荒川区指定無形文化財保持者)の下で技術を修得した。禀三氏の残した桑材を受け継ぎ、その他、桐・黄檗なども素材に、茶だんす・鏡台・衣裳引出しなどの大物から、宝石箱・楊枝入れ・箸箱などの小物類まで、注文に応じて作るほか、修理などの相談にも応じている。
現在は、伝統工芸技術継承者支援事業を修了したご息女・渡辺久瑠美さんと共に製作している。

  • 平成11年度 経済産業大臣認定伝統工芸士に認定。
  • 平成13年度 荒川区登録無形文化財保持者に認定。
  • 平成23年度 東京都優秀技能者(東京マイスター)に認定。
渡辺さん
  • 所在地 荒川区荒川3-26-1 渡辺和家具製造
  • 時間 午前9時~午後6時(定休日:日曜日) 
  • 電話・ファクス 03-3801-8506
  • ホームページ http://www.edosashi-hw.com/

 

久瑠美さんについては「若手職人展」のページで紹介しています。

渡辺さん座椅子
  • 正座用座椅子(桑材・合挽き漆仕上げ) 50,000円

 

 

ページの先頭へ戻る

桐たんす

桐材を剥ぎあわせ、柾目板を作り、ホゾとウツギ(木釘)を使って組み上げる技術。18世紀半ば、指物から専業化したとされる。桐は吸湿性、耐火性、通気性に富み、収納家具に使われてきた。東京の技術は、框戸を設けるのが特徴とされ、木目の美しさをいかして作られてきた。

町田金三郎(まちだきんざぶろう)

静岡県清水市で技術を修得した父・昇吉氏について、昭和22年より修業を積んだ。桐材の特徴(耐火性、耐湿性にとむ)を生かした、現在の生活に見合った作品を作り出している。
昭和60年度、荒川区登録無形文化財保持者に認定。
平成14年度、荒川区指定無形文化財保持者に認定。

   町田さん
  • 所在地 荒川区東尾久5-1-7
  • 時間 午前9時~午後7時(定休日:日曜日、第2・4土曜日)
  • 電話 03-3893-3360
  • ファクス 03-3893-3587
  • ホームページ なし
  • 紹介動画 伝統に生きる
   総桐モク三段引き出し
  • 総桐モク三段引き出し 35,000円

この作品は令和3年4月7日まであらかわ伝統工芸ギャラリーでご覧いただけます。

※注釈 現在、大型家具の製造は行っていません。

 

桐たんす・桐たんす仕上げ

桐材を剥ぎあわせ、柾目板を作り、ホゾとウツギ(木釘)を使って組み上げる技術。18世紀半ば、指物から専業化したとされる。桐は吸湿性、耐火性、通気性に富み、収納家具に使われてきた。
東京の技術は、框戸を設けるのが特徴とされ、木目の美しさをいかして作られてきた。

村井正孝(むらいまさたか)・泰雄(やすお)

村井さんは、兄弟二人で祖父・正一氏、父・正造氏から続く家業を継ぎ、桐たんす作りを行っている。
兄の正孝さんが仕入れ・組立てなどの木地作、弟の泰雄さんが色付けや金具の取り付けなどの仕上げを行い、連携して桐たんすを作り上げる。

村井正孝

正孝さん

祖父の代から続く桐たんす職人の3代目。小学生の頃から、板干しや板つみなどの下仕事をしていた。大学卒業後、本格的に父・正造氏のもとで修業を積み、兄弟子からも教わるなどして技術を修得し、平成2年に跡を継いだ。古くなった桐たんすや、場合によっては他の木製家具の修理も手掛ける。
平成21年度、荒川区登録無形文化財保持者に認定。

村井泰雄

泰雄さん

大学卒業後に修業を始め、村井商店(現在の株式会社村井、町屋一丁目)の職人・飯島政夫氏の下で仕上げの技術を修得した。
桐たんす表面の仕上げの色は、自身で調合を行う。色付けでは、大和液・ヤシャ液・砥の粉の混合液を使って色を出す。また、桐たんすの修理も手掛けており、顧客や同業者などから依頼を引き受けている。
平成26年度、荒川区登録無形文化財保持者に認定。

 村井さん箪笥
  • 所在地  荒川区町屋1-17-15
  • 時間 午前8時30分~午後6時(定休日:土曜日・日曜日)
  • 電話 03-3892-0597
  • ファクス 03-3895-3698
  • ホームページ なし

 

   村井さん桐たんす

(上)

  • 桐たんす  1,458,000円
    下二大洋(大開)

 

(下)

  • 桐たんす  100,000円

 

額縁(がくぶち)

額縁は、桜材を主材料として、作品に合わせて製作される。その技は指物の系譜を引く伝統的な木工技術のひとつで、工房内で職人たちが「木地作り」と「仕上げ」に分業してつくりあげる。

吉田一司(よしだひとし)/栗原大地(くりはらだいち)

吉田さんは、荒川の匠育成事業を活用して、額縁の技術の次世代への継承に取り組んでおり、事業修了者の多くは、吉田さんの営む富士製額で職人として共に働いている。
富士製額の工房では、様々な作品(日本画、洋画、版画、書、写真、立体物、はぎれ、衣類、陶器等)に合わせて1点づつ丹精込めて額装するほか、既存サイズの額も製作する。

吉田さん

吉田さん

名古屋の老舗・三角堂にて、額縁製作のうち、特に「纏め」の修業を積んだ。
修業後、父・吉田吉治(元区指定無形文化財保持者)に師事し、工房を継いだ。

栗原さん

栗原さん

荒川の匠育成事業を活用し、平成23年1月から平成29年3月まで富士製額で額縁の仕上げの技術の修業を積み、現在は一職人として働いている。額縁の技術を活かし、名刺入れなどの作品をデザインするなど、新しいことにも意欲的に取り組んでいる。
はばたけ!若手職人展のページでも紹介しています。

吉田さん額縁

栗原作品
  • (上右)額縁(ポストカード額装用) 35,000円
  • (上左)ミニ額 10,000円 

上記の作品は令和3年4月7日まであらかわ伝統工芸ギャラリーでご覧いただけます。

 

(下)栗原さんの作品  

 

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館

〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号

電話番号:03-3807-9234

ファクス:03-3803-7744

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?