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のれん、旗、幕、幟、印半纏、風呂敷等に名称、文字、紋章、記号を染め付ける印染の技法。
木綿、麻・絹等にも染め付ける。
区内に伝承されたのれん染は、型彫りから染めまでを一貫して行う。
汐入地区で三代にわたりのれん染を家業としている。
祖父・春雄(故人、元区登録無形文化財保持者)、父・一雄(故人、元荒区指定無形文化財保持者)を継ぐ三代目。春雄氏は、はじめは型彫職人の下で修業をしていた。
片山さんは、着物の染織工場でも修業を積んだ。型紙を彫るところから染めまで一貫した技術を継承し、飲食店ののれん、手ぬぐい、Tシャツなどの染めを手掛けている。丈夫なスレン染料等を使用しており、生地が切れても退色しないのが特徴。あらかわ伝統工芸ギャラリーの日よけ幕も手がけた。
荒川の匠育成事業により継承者育成に尽力している。
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