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漆塗りで仕上げられた仏像や寺院の什器、神輿や獅子頭などを、漆のラッカーゼという酵素を利用して、純金の金箔を吸い付かせる技術。
金は槌で叩いて紙より薄く一万分の2ミリまで伸ばすと、5円玉1個の重さ位の金から、108ミリ(3寸6分)正方形程度の大きさの金箔が130枚位できる。これを仏像や仏具、神輿や獅子頭等々の表面に貼りつけていく技を「箔押し」と言う。漆を塗っては拭き、そこに金箔を吸い付かせることを繰り返し行って完成させる。
竹澤さんは大学卒業後に愛知県名古屋市の小松輝郷氏のもとへ修業に出て、技術を修得した。技術修得後は東京に戻り、社寺に関わる彫刻師である父の作次(号:光辰)氏、仏師である兄の省二(号:光達)氏(元荒川区登録無形文化財保持者)の工房で金箔押しに携わり、その後現在地で独立した。
仏具や神具、仏像の金箔押し等を手掛けている。
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