ここから本文です。
表の中の見たい方をクリックしてください。
業種をクリックすると、ページ下部の技術の説明にリンクしています。
登録・指定文化財保持者を一覧で見たい場合は、表内の「登録・指定」をクリックしてください。
地域別の職人を見たい場合は「ウェブで楽しむあらかわの伝統技術展」のページをご覧ください。
地域 |
名前 | 業種 | 登録・指定 |
---|---|---|---|
南千住 | 村田修一 | 提灯文字・地口絵 | 登録 |
南千住 | 村田健一郎 | 提灯文字・地口絵 | ー |
荒川 | 前森宏之 | 提灯文字 | 登録 |
東日暮里 | 中村泰士 | 勘亭流文字・寄席文字・江戸文字 | 登録 |
提灯文字は、提灯に文字をかく技術。江戸時代後期には文字を書く提灯屋の存在が確認されている。また、提灯屋のなぞり書きの筆法、双鈎・籠字の技法もこの頃に登場している。江戸時代、携行用の照明具として広く使用され、文字や家紋・神紋を描き入れて婚礼や葬儀などの儀礼、祭礼、また店舗用の看板としても用いられていた。今日も、祭礼・葬儀などの儀礼に留まらず、商店の看板等にも利用されている。
地口絵は、格言・ことわざなどを駄洒落にした「地口」を戯画にしたもの。江戸時代後期には稲荷神社の初午(はつうま)の祭礼で、地口絵を行灯にして飾ることが恒例となっていた。現在も、祭礼や店舗の軒先に地口行灯(じぐちあんどん)を飾る風習が残っており、区内の提灯文字職人が伝承している。
提灯に文字をかく技術。提灯屋は17世紀半ば頃から見られ、「近世職人尽絵詞(きんせいしょくにんづくしえことば)」(文化2年〈1805〉)や「宝船桂帆柱(たからぶねかつらのほばしら)」(文政10年〈1827〉)などに、職人が提灯に文字を書いている様子が描かれている。また、提灯屋のなぞり書きの筆法、双鈎・籠字の技法もこの頃に登場している。
江戸時代、携行用の照明具として広く使用され、文字や家紋・神紋を描き入れて婚礼や葬儀などの儀礼、祭礼、また店舗用の看板としても用いられていた。今日も、祭礼・葬儀などの儀礼に留まらず、商店の看板等にも利用されている。
寄席文字は、江戸後期、寄席のビラを書いたことに始まるといい、その後、木版の手摺りのビラが誕生する。そのため、寄席文字は「ビラ文字」とも呼ばれ、今日に受け継がれている。勘亭流文字は、「歌舞伎文字」ともいわれ、歌舞伎に用いられる。御家流の書家であった岡崎屋勧六が創始者で、安永8年(1778)に始まったという。
江戸文字はデザイン文字の総称であり、狭義には千社札(せんしゃふだ)等に書く文字を示す。千社札に使う字体を、今も続く江戸からの千社札の会「東都納札睦」で「江戸文字」と命名したところから呼ばれるようになった。
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3803-7744
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください