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金属製の素地の上にガラス質の釉薬をのせ高温で焼いて彩飾する技術。江戸時代に平田彦四郎が朝鮮半島から渡来した技術を学び、刀の装飾品製作に用いられたが、明治時代の廃刀令を機に、刀から勲章、徽章の飾り製作へと転換していった。
今はアクセサリーにその技法が伝承されている。
南千住に生まれ、父、吉雄氏の下で22歳より修業して技術を修得。吉雄氏は、その技術を台東区の庄司信行氏から学んだという。
畠山さんは、28歳の時、父の後を引き継いで二代目となる。七宝づくりは分業制であるが、デザイン(原案)の考案、盛り込み、焼成、仕上げまで一貫して行う。
現在は、受注製品のほか、ブローチやペンダントなどのアクセサリーを中心としたオリジナル作品を中心に手がけている。
また、荒川の匠育成事業により、継承者育成に尽力している。
下記に掲載している作品は、令和3年4月8日まであらかわ伝統工芸ギャラリーでご覧いただけます。 |
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お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3803-7744
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