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額縁は、桜材を主材料として、作品に合わせて製作される。
その技は指物の系譜を引く伝統的な木工技術のひとつで、工房内で職人たちが「木地作り」と「仕上げ」に分業してつくりあげる。
大学時代に趣味だった近代絵画の鑑賞から額縁に興味を持ち、荒川の匠育成事業を活用し、平成23年1月から平成29年3月まで、吉田一司さんの営む富士製額で修業を積み、額縁の仕上げの技術を修得した。現在は同工房で一職人として働いている。
富士製額の工房では、様々な作品(日本画、洋画、版画、書、写真、立体物、はぎれ、衣類、陶器等)に合わせて1点づつ丹精込めて額装するほか、既存サイズの額も製作している。
栗原さんは、主に下地塗りや箔押しなど仕上げの工程を担当する一方で、額縁の技術を活かし、名刺入れなどの作品をデザインするなど、多様な作品開発にも取り組んでいる。
はばたけ!若手職人展のページでも紹介しています。
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