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銅・銀等の金属板を木槌・金槌で叩き、伸ばし、絞るなどの加工をして、器や装飾品などを作る技術。
弥生時代に伝来し、古代には馬具、装身具、仏具などに用いられた。江戸時代、大名の銀器を手掛ける「銀師(しろがねし)」が活躍。近代には西欧諸国に花器等を輸出。現在、茶器、食器、装飾品を製造している。
福士さんは青森県で生まれ、昭和34年、15歳の時に上京し、鍛金職人の叔父・奈良勇蔵氏のもとで修行して技術を修得した。その技術は、東京銀器の祖と言われる平田禅之丞(平田派)の流れを汲む。
平成5年からは、奥山峰石氏(国重要無形文化財保持者)のもとで打込象嵌等の技術を学んだ。
銀を主な材料とし、銀板を打ち出して成形する鍛金と打込象嵌の技法を用いて、デザイン性の高い飾り扇や花器や酒器などだけでなく、耳かきやお箸などの日常生活に直結したものまで、幅広く意欲的に新たな作品を製作している。
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