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江戸時代に発達した文様染の一つ。江戸時代中期に、京都の宮崎友禅斎が描いた扇絵に端を発すと伝えられている。
手描きで、筒描きや楊枝糊による糊防染で部分的に彩色を施すのが特徴。江戸では、武家文化・町人文化の影響を受け、渋く落ち着いた色調、シンプルな構図が生まれた。
23歳のとき、無線友禅の内山晴高氏に師事し、技術を修得。その後、元東京都伝統工芸士の早坂優氏のもとで指導を受け、糸目友禅の技術を修得した。
笠原さんは、図案から仕上げまですべてオリジナルで、一貫して生産する。
着物や帯はもちろん、インテリア作品、雑貨、ネクタイ等の製作も行う。描く絵模様は花が中心で、得意な花は桜。無線友禅の技術を生かした写実的な作品が多い。
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(左 上から)
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