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物差しで寸法を測って蓋や引き出しのある箱物をつくる技術。釘を使わずに、ホゾを組んで製作するのが特徴。室町時代、書院造、茶の湯の普及とともに調度品の需要が増え、専業の指物師が登場。
江戸の指物は木目を生かした作品が特徴。
昭和45年、師・島崎國治氏(故人、元区登録無形文化財保持者)に弟子入りし、島崎正成氏(故人、元区指定無形文化財保持者)ら兄弟弟子とともに研鑽を重ね、技術を修得した。
中学卒業後、職業訓練校木工科に2年間通学し、木のもつ美しさ・あたたかさを感じ一生の仕事と決め、紹介されて島崎氏のもとで修業することになったという。
昭和59年に國治氏が没した後、現在地で、師から学んだ技術をもとに、鏡台・たんす・棚類・小引出し・座卓・箱物などを製作し、できないものがないように心掛けている。また、注文に応じての製作や直しも行っている。
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