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隅田川に囲まれた下町の荒川区は、東京23区の北東に位置する町で、江戸時代から伝えられてきた技術(伝統工芸技術)を持つ職人さんが、たくさん活躍しています。
伝統工芸技術は、荒川区が誇る文化財であり、協力しあって大切に守っています。荒川区に伝えられてきた江戸の伝統や文化を未来に伝えるために、伝統工芸に関心がある若者、職人さんへの弟子入りを希望する若者をサポートするのが「荒川の匠育成支援事業」です。
事業を活用して活躍している方々を荒川ケーブルテレビで紹介した映像を配信しています。
ページ下「次世代の匠(映像)」をご覧ください。
【NEWS】この取り組みは、令和3年度、厚生労働省委託の東京都能力開発協会による若年技能人材育成事業支援「地域発!いいもの」に選定(外部サイトへリンク)されました。取組紹介のページ(外部サイトへリンク)で「応援する」のボタンをクリックお願いします!
勘亭流文字は歌舞伎に用いられる文字です。御家流の書家であった岡崎屋勧六が創始者。寄席文字は、江戸後期に始まった寄席のビラの書体に始まり「ビラ字」と呼ばれていましたが、橘右近により「寄席文字」と命名されました。江戸文字は「千社札」等に書く文字の呼び方として命名されましたが、現在は江戸に始まったデザイン文字の総称ともなっています。
版材に木を使った凸版印刷。文字や絵を板木に逆文字で彫り込み、その版面に墨・顔料を塗って用紙をあてて摺り上げます。室町時代には御伽草子・謡本の印刷に用いられ、江戸時代中頃、墨板と色板を使い分けて重ね摺りをする多色摺り木版画(錦絵)が誕生。絵師・彫師・摺師の分業制で、絵師の原画をもとに彫師が版木を彫り、摺師が摺り上げます。
桜材などを主材料として、作品に合わせて額縁を製作する技術です。指物の系譜を引く伝統的な木工技術のひとつで、工房内で職人たちが「木地作り」と「仕上げ」に分業してつくりあげます。
吉田さんの作品
鏨(たがね)で金、銀、銅等に文様を彫ったり透かしたり、他の金属をはめたりする技術。毛彫り、透かし彫、高肉彫り、魚々子(ななこ)、象嵌(ぞうがん)などに大別され、古墳時代から装身具、武具、祭祀具などに広く用いられてきました。江戸時代、刀剣の小柄(こつか)・笄(こうがい)・目貫(めぬき)の三所物(みところもの)などの精密な技術が完成。近代に、西欧向けの花瓶などの装飾技法として花開き、ジュエリーにも技法が活かされています。
令和6年1月から3月まで。
なお、実習期間終了後、面談を経て、正式な弟子入り修業を行います。
以下の全てを満たす方
令和5年9月30日(土曜日)午後5時
こちらの募集チラシ・要項(PDF:1,281KB)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
申込書(PDF:59KB)(別ウィンドウで開きます)をダウンロードするか、または荒川ふるさと文化館にて入手してください。
荒川ふるさと文化館(東京都荒川区南千住6-63-1)
電話:03-3807-9234
※注釈 第2木曜、毎週月曜休館。月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館。
伝統工芸技術の職人さんのもとで、職人見習いとして短期の現場実習を行います。その間、荒川区から研修手当てが支払われます。ステップ1を終了し、引き続き職人さんのもとで修業を希望する方は、審査の後に、「ステップ2(弟子入り修業)について」へ進むことができます。
3か月間(1月から3月)
義務教育終了以上(中学・高校・卒業予定者を含む)の30歳くらいまでの方で、将来、荒川区内に住み、伝統工芸の職人となる意思のある方。
原則として、ステップ1を終了した方が対象です。伝統工芸技術を持つ職人さんのもとに弟子入りをして、本格的に修業を行います。その間、荒川区から研修手当て等が支払われます。
3年間(最長6年まで)
ステップ1終了後に、引き続き職人のもとで修業を希望する方、またはすでに荒川区内の伝統工芸技術の職人のもとで修業を始めて6年以内の方で、原則として将来3年以上荒川区内に住み、伝統工芸の職人になる意思のある方
ステップ1と同様
修了者・研修者に対しては、荒川区において展示会等の開催などを行いPRしていきます。また、区の事業への参加・協力依頼を行うことがあります。
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お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3803-7744
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