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地域 |
名前 | 業種 | 登録・指定 |
---|---|---|---|
町屋 | 竹中重男 | 登録・指定 | |
町屋 | 竹中温恵 | 衣裳着人形 | 登録・指定 |
西日暮里 | 田中作典 | 犬張子 | 登録・指定 |
衣裳着人形は、人形の意匠を考え、人形頭師に桐塑(とうそ)製の頭を依頼し、それにあった生地を選び、裁断し、縫った布地の衣裳を着せ付け、手足を振り付ける技術をいう。100を越える工程を丹念に仕上げて、雛人形、五月人形などを制作する。
生地師、頭師、結髪師、人形師による分業制で、江戸時代には確立していたと考えられる。
子どもがよい子にすこやかに育つようにと願って飾る犬張子。安産祈願や出産のお祝いに贈物として使われることが多い。昔、犬は動物のなかでも安産であるため、お産の御守りと考えられていた。宮中などに置かれた犬筥(御伽犬)から転じたともいわれ、現在のような立ち姿になったのは、江戸時代といわれる。
通常、木型に和紙を貼って作られた張子の犬だが、区の職人は、他には見られない桐塑(とうそ=桐のおがくず等)の生地を使用して作る技術を伝承している。
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