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版材に木を使った凸版印刷。文字や絵を板木に逆文字で彫り込み、その版面に墨・顔料を塗って用紙をあてて摺り上げる。室町時代には御伽草子・謡本の印刷に用いられた。江戸時代中頃、墨板と色板を使い分けて重ね摺りをする多色摺り木版画(錦絵)が誕生。
絵師・彫師・摺師の分業制。絵師の原画をもとに、彫師が版木を彫り、摺師が摺り上げる。
京都の伝統工芸の専門学校で仏像彫刻を学ぶなかで木を彫ることを仕事にしたいと思い、荒川の匠育成事業を活用して、関岡裕介氏(三代目扇令、区登録無形文化財保持者)のもとで修業を積んだ。
修了した現在は、新作の浮世絵版画などの依頼を受け、自宅で製作に励んでいる。
北斎や広重など伝統的な浮世絵だけでなく、米国ロックバンドや映画、日本アニメなどをテーマにした現代浮世絵や川瀬巴水の復刻作品などの多くの製作に携わる。
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