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管楽器組立工 昭和30年生まれ・東尾久在住
「イワオフルート」というブランドでハンドメイドにて作られたフルートは、日本国内に限らずドイツやイタリア等ヨーロッパで使用されている。
3本の管に吹き出し口やトーンホールと呼ばれる穴を開け、約20種類あるパーツを一つ一つ丁寧に製作し、各パーツがぴたりとはまるよう組み立てる。これらの微細に亘る技術と地道な作業を経てフルートが形作られていく。もっとも難しいと言われる最終調整では、それぞれのキーが隙間なく埋まるよう幾度もの調整が行われようやく完成となる。
全国楽器協会に加盟する当人は、演奏家からの高い要望に応えると共に、同工程の精度で製作されたフルートを学生向けに10万円程度で販売するなど、フルート業界の向上発展と音楽文化の高揚に寄与している。
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