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義肢装具士 昭和30年生まれ・南千住在勤
当人は30年以上にわたり、義肢装具士として3,000人以上の切断障がい者の義足製作に携わってきた職人である。利用者のことを第一に考え、対話の中から目的に応じた義足を製作する。その中でも義足の装着感を左右する「ソケット(切断した足を入れるパーツ)」の製作に関して、一般的に腰回りや足の長さなどメジャーで計測する中、当人は手の感覚と目を頼りに患者の足の大きさや特徴を的確につかみ、仕上げる技能を有している。
日本で初めてスポーツ用義足を製作したほか、切断障がい者の陸上倶楽部を立ち上げ、倶楽部メンバーから多数のパラリンピックアスリートを輩出し、シドニーオリンピック(2000年)、アテネパラリンピック(2004年)には日本代表選手のメカニックとして同行するなど、「スポーツ義足の第1人者」として障がい者スポーツの発展へ貢献している。
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