トップページ > 観光・レジャー > 江戸伝統野菜 > 「復活!あらかわの伝統野菜」だより > 「復活!あらかわの伝統野菜」だより 第20号
更新日:2016年10月14日
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かつて江戸時代に、荒川の地で生産されていた野菜たちの復活作戦。区内では、伝統野菜に関する取組が始まっています。ここでは、これら区内の伝統野菜に関連する情報をお伝えしていきます。
荒川ふるさと文化館上級主任学芸員・亀川先生を講師に、「江戸野菜の文化誌ー食べる以外の価値を中心にー」という題で講義を行いました。野菜は、食べるだけでなく、贈り物や、奉納物、まじない、つくりもの等様々な活用をされてきたということを過去の文献等を紐解きながら解説いただきました。生徒を始め、農産高校の先生方も熱心に講義に聞き入り、講義後には生徒からいくつか質問も出るなど、とても意欲的に勉強会にご参加頂きました。
また、最後に農産高校の生徒より講義の御礼として、亀川先生へ農産高校で育てたパンジーの鉢と、荒川区の地名を冠する「三河島枝豆」が贈呈されました。
勉強会参加者の様子
スライドを使用しての講義の様子
生徒より講師へ御礼の様子
JR三河島駅より、今年も三河島枝豆を栽培したとの連絡を受け、訪問しました。駅改札内の掲示スペースには三河島枝豆の大きな写真の入ったポスターが掲示され、大々的にPRされていました。とても圧巻でした。外の畑に案内されると、畑いっぱいに三河島枝豆が。唯一「三河島」の地名が残った三河島駅で育てられた三河島枝豆、というのは感慨深いものがあります。育てた駅員さんたちが、栽培で工夫した点等をいきいきと語る様子から、非常に熱心に取り組んで下さっているのが分かり、とても嬉しくなりました。この伝統野菜の取組をきっかけに深まった縁を今後もいっそう深め、協力してあらかわの伝統野菜を盛り上げていきたいと思います。
三河島菜に関しては、春に採種した種を三河島駅で配布する等の取組みも行ったそうです(現在は配布終了しております)。その種を使用し、今年も三河島菜を栽培するということで、非常に楽しみです。
掲示板の様子
畑いっぱいの三河島枝豆
駅員による三河島枝豆収穫の様子
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