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更新日:2014年10月14日

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「復活!あらかわの伝統野菜」だより 第1号

かつて江戸時代に、荒川の地で生産されていた野菜たちの復活作戦。
区内では、伝統野菜に関する取組が始まっています。ここでは、これら区内の伝統野菜に関連する情報をお伝えしていきます。

さて、種まきの季節を迎え、今年もまた、その取組がスタートしています。

今年も、尾久宮前小学校で種まきが行われました

平成24年9月21日、尾久宮前小学校4年生31人が校庭の畑に三河島菜の種をまきました。昨年に引き続き、2年目の挑戦です。
「江戸東京・伝統野菜研究会」の会員である農業、宮寺さんの指導のもと、種をまき、水やりや間引きの仕方などを学びました。

また、区内の小中学校では、今冬、三河島菜を食材として給食に出す予定で準備しています。

新たな取組 都立農産高校とのコラボレーション、スタート

東京都立農産高校(全日制、所在地:葛飾区西亀有)園芸部の皆さんと顧問の佐々木希彰先生の協力を得て、農産高校の農場で、試験的にあらかわの伝統野菜である三河島菜と汐入大根を栽培していただくことになりました。
都立農産高校と区(観光振興課)が、荒川車庫(都電荒川線)で毎年二回行われるイベントでともに出展していることが縁で、お互い近隣であり、野菜を栽培するには地質も似ているとのことから、このたびの試験栽培が実現しました。

平成24年9月27日の夕方、園芸部の皆さんが畑を整備し、汐入大根と三河島菜の種まきを行いました。

農産高校 園芸部の生徒さんから

  • 平成24年10月4日
    種まきから一週間(平成24年9月27日(木曜)播種、同年10月4日(木曜)撮影)で三河島菜の発芽率は約75%、汐入大根は約76%でした。台風の雨で流されないか心配でしたが、沢山発芽してくれたので安心しました。
  • 平成24年10月15日
    播種してから3週間経ち、そろそろ間引きの時期です。汐入大根は本葉が4から6枚、三河島菜は4から5枚まで生長しました。ただ、ヨトウムシなどが発生したようで、葉が食害を受けました。でも、防除したため今は安定して生育しています。


種まきの様子(三河島菜)


種まきの様子(汐入大根)


仕上げに防虫ネットをかけます


都立農産高校(全日制)園芸部の皆さん


発芽状況(10月4日撮影)汐入大根


発芽状況(10月4日撮影)三河島菜


発芽状況(10月15日撮影)汐入大根


発芽状況(10月15日撮影)三河島菜

荒川区内では、これまで小学校の校庭やプランターでの栽培は行われましたが、試験的とはいえ、このように本格的な畑で栽培するのは初めてです。観光振興課では、野菜たちが成長したときのためにレシピ開発や試食を計画中です。

区では、あらかわの伝統野菜に関する情報を集めています。荒川区観光振興課(連絡先はページ下部参照)までお知らせください。

また、伝統野菜を使ったレシピ開発やお店でのメニュー展開に御協力いただける事業者(飲食店等)の方を募集する予定です。ご興味のある方は荒川区観光振興課までご連絡ください。

食べて学ぶ『江戸東京のお野菜』講座 開催中(終了しました)

三河島菜など江戸東京野菜について、実際に食しながら学ぶ講座です。全3回シリーズ、あらかわエコセンターで開催中です。
ご興味のある方は、若干名の受付が可能ですので、荒川区環境課環境推進係(03-3802-3111 内線:482)までお問い合わせください。

(注意)テーマは変更となる場合がありますので、ご了承ください。

第1回 平成24年8月25日(土曜) 午後2時から4時まで ※終了しました

内容:「江戸東京の伝統野菜ってなあに」
講師:江戸東京・伝統野菜研究会 代表 大竹道茂氏

第2回 平成24年11月3日(土曜・祝日) 午後2時から午後4時まで※終了しました

内容:「伝統野菜が育ってきた、あらかわのまち」

第3回 平成24年12月初旬 ※終了しました

内容:「伝統野菜を食べるとは 三河島菜を食べて荒川区を考えよう」

関係リンク集

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お問い合わせ

産業経済部観光振興課観光振興係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎6階)

電話番号:03-3802-3111(内線:461)

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