加熱調理用の二枚貝による食中毒の予防について

今般、宮崎市でA型肝炎ウイルスによる食中毒が発生し、その原因食品として、加熱調理用の殻付きアサリの関与の可能性が疑われています。二枚貝については、A型肝炎ウイルスやノロウイルスによる汚染の可能性があるため、区民の皆様及び区内の食品関係事業者様におかれましては、取り扱いに十分注意し、食中毒の予防に努めていただくようお願いいたします。

加熱調理用の二枚貝を取り扱う際の注意事項

• 加熱調理用の二枚貝については、内部にまで食中毒の原因となるA型肝炎ウイルス等が存在する恐れがあるため、中心部まで十分に加熱する必要があります。特に、冷凍や殻付きの二枚貝については、加熱が不十分となりやすいので注意してください。
• 加熱調理用の二枚貝から、他の加熱せずに食べる食材や調理済み食品への汚染を防ぐため、加熱調理用の二枚貝を触った後は、よく手を洗ってください。また、加熱前の二枚貝に使用した調理器具を、加熱後の二枚貝にそのまま使用せず、加熱前後で使い分けるか、その都度洗浄・殺菌して使用してください。

関連情報

• A型肝炎とは（国立感染症研究所ホームページ）（外部サイトへリンク）（別ウィンドウで開きます）
• 食品健康評価のためのリスクプロファイル（内閣府食品安全委員会）（外部サイトへリンク）（別ウィンドウで開きます）