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更新日:2025年4月1日
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毎年、特に春先から初夏にかけて、有毒植物を食用の植物と誤って食べたことによる食中毒や有毒キノコによる食中毒が多く発生しています。野草だけではなく、グロリオサ、イヌサフラン等の観賞用として栽培されている植物を誤って食べたことによる食中毒も発生しています。令和6年には全国で、事件数14件、患者数24名が報告されており、高齢者の方の事例が高い割合を占めています。
食用であると確実に判断できない植物は、「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしてください。
原因となった植物 | 主な症状 | 概要 |
---|---|---|
スイセン (推定) |
嘔吐、吐き気 | 自宅の庭から採取したスイセンをニラと誤って調理して喫食し、食中毒症状を呈した。 |
バイケイソウ |
舌と口の周りのしびれ |
家族がバイケイソウをウルイ(オオバギボウシ)と誤って採取し、油いためにして味見したところ、食中毒症状を呈した。 |
イヌサフラン(推定) |
不明 |
イヌサフランを誤食したと考えられる2名が自宅で死亡した。味噌汁の残品からコルヒチンが検出された。 |
グロリオサの球根 |
下痢、腹痛、吐き気、倦怠感等 |
自宅の庭で観賞用として育てていたグロリオサの球根を、自生していた山芋と誤って調理して喫食し、食中毒症状を呈した。 |
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