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更新日:2023年4月7日
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毎年、特に春先から初夏にかけて、有毒植物を食用の植物と誤って食べたことによる食中毒や有毒キノコによる食中毒が多く発生しています。野草だけではなく、グロリオサ、イヌサフラン等の観賞用として栽培されている植物を誤って食べたことによる食中毒も発生しています。令和4年には全国で、事件数22件、患者数63名が報告されており、高齢者の方の事例が高い割合を占めています。
都内でも、令和4年に有毒植物を原因食品とする食中毒が1件報告されています。
食用であると確実に判断できない植物は、「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしてください。
原因となった植物 | 主な症状 | 概要 |
---|---|---|
グロリオサ(推定) | 嘔吐、下痢 | 家庭菜園で採取したグロリオサと推定される植物の球根を採取・喫食し、食中毒症状を呈した後、死亡した。 |
スイセン |
嘔吐、発熱 |
ニラと言われ譲り受け、施設内で栽培されていたスイセンを使用した給食を喫食し、食中毒症状を呈した。 |
タマスダレ |
嘔吐、下痢 | 自宅の畑に生えていたタマスダレをノビルと誤って採取・喫食し、食中毒症状を呈した。 |
ヒメザゼンソウ |
口の痛み及び口の痺れ |
ヒメザゼンソウをオオバギボウシ(ウルイ)と誤って採取・喫食し、食中毒症状を呈した。 |
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