更新日:2021年1月22日

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ノロウイルスに気をつけて

毎年の食中毒件数が3位以内、患者数は1位

平成29年に東京都内で発生した食中毒のうち、ノロウイルスの占める割合は、件数では18.9%、患者数では61.5%でした。都内の食中毒患者の半数以上は、ノロウイルスが原因だったことになります。
ノロウイルスによる食中毒は一年を通して発生していますが、特に冬場に多発します。ノロウイルスの特徴を知って、しっかり予防しましょう。

どのように感染するの

ノロウイルスが手や食品などを通じて、口に入ったときに感染します。感染した人の便やおう吐物を処理した後や、汚染されたドアノブに触れた後の手には、ノロウイルスが付いていることがあります。
また、ノロウイルスが付いた食品の加熱不足や、ノロウイルスに感染した人が手洗い不足のまま調理した食品を食べることでも感染します。ノロウイルスは、少量(10個から100個)でも発症すると言われており、一口食べただけでも食中毒が起きる可能性があります。

どのような症状なの

主な症状は、下痢・吐き気・おう吐・腹痛・発熱などです。多くの場合、感染してから1、2日後に発症します。通常3日程度で症状は回復しますが、症状が無くなってからも、1週間程度はノロウイルスがふん便中に排泄される場合があります。乳幼児や高齢者の場合、下痢・おう吐による脱水にも注意が必要です。

予防方法は

手洗いの徹底

外出後やトイレの後はしっかりと手を洗いましょう。
特に、調理をする方は、台所に入る前、肉・魚・野菜などの食品を取り扱った後、食品の盛り付け作業の前には、手を洗うようにしてください。せっけんをよく泡立てて、手のひら、手の甲、指の間、指先、爪の間、手首まで忘れずに洗いましょう。目安は30秒です。洗った後は、水や温水で10秒以上洗い流しましょう。
せっけん自体には、ノロウイルスの感染力をなくす効果はありませんが、泡立てて手の汚れを落とすことで、ノロウイルスを手指から落とせます。2度洗いをすると、より効果があります。

食品の十分な加熱調理

中心部が85℃以上で90秒間以上の加熱をすれば、ノロウイルスの感染力は無くなります。食品を加熱調理するときには、中心部まで十分に加熱しましょう。
特に、カキやシジミなどの二枚貝は、大量の海水とともにノロウイルスを取り込んで内臓に蓄積しているものもあります。中心部までしっかりと加熱してください。

調理者の健康管理

ノロウイルスには、アルコール消毒はあまり効果がありません。消毒には、次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系消毒液が有効です。台所用などの塩素系漂白剤を薄めて作ることができます。
まな板やザルなどの調理器具は、食器用洗剤などで十分洗浄し、熱湯消毒(85℃以上で1分間以上)または、塩素系消毒液で浸すように拭いてください。
※注釈 使用する塩素系漂白剤の「使用上の注意」を守ってお使いください。

感染を広げないために

おう吐物や便の処理の仕方

おう吐物やふん便で汚染された床や、トイレの水洗レバー、ドアノブ等は、次亜塩素酸ナトリウム0.1%溶液で浸すようにふき取ります。
感染を広げないために、汚染されたと思われる場所から半径2m四方の消毒が必要です。ふき取ったあとのペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して、燃やすごみとして処分します。

消毒液の作り方
  0.1%消毒液 0.02%消毒液
使用場所 おう吐物・ふん便で汚れた便座・床など 調理器具・トイレのドアノブ・衣類などの消毒
作り方 水300mlに台所用漂白剤5ml 水1500mlに台所用漂白剤5ml

※注釈 次亜塩素酸ナトリウム6%の原液を利用した場合

衣類や寝具の洗い方

汚染された衣類や寝具類は、付着したふん便やおう吐物を取り除き、次亜塩素酸ナトリウム0.02%溶液に10分間つけるか、熱湯(85℃以上)に1分間以上つけ、他の家族の洗濯物とは別に洗濯します。よくすすいで日光に干すか、乾燥機を使用すると効果的です。

二次感染に注意

おう吐物を処理する時や、洗濯をするときは、換気を十分行い、使い捨てのマスク・手袋を着用し、ペーパータオル等で静かにふきとります。処理後は必ず手をしっかり洗いましょう。

行事で食品を扱うときの注意

行事での食品が原因の食中毒も多く起こっています。特に、もちつき大会の餅が原因となったノロウイルス食中毒は多く起こっています。
調理者の体調の確認を事前に行い、下痢やおう吐、風邪などの症状がある人には、食品の取り扱いをさせないようにしましょう。調理をする人は手をしっかり洗い、素手で食品に触れないよう、必ず衛生手袋などを使用してください。調理器具の洗浄・消毒もしっかりと行うようにしましょう。

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お問い合わせ

健康部生活衛生課食品衛生係

〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号

電話番号:03-3802-3111(内線:428)

ファクス:03-3806-2976

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