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平成26年8月に広島県広島市で、平成25年10月には東京都大島町で、記録的な大雨の影響により大規模な土砂災害が発生し、多くの尊い人命が失われました。近年、思いも寄らない大雨が降る事例が多くなっています。日頃から最新の気象情報を入手するように心掛け、いざという時に迅速な行動ができるように備えておきましょう。
東京都が、平成30年1月30日付けで、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(通称「土砂災害防止法」)に基づき、土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域を指定しました。
急傾斜の崩壊等が発生した場合に、住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域
警戒区域のうち、急傾斜部の崩壊等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域
※東京都説明資料より抜粋
区域の番号 | 土砂災害 警戒区域 |
土砂災害 特別警戒区域 |
備考 |
---|---|---|---|
118001-K001 | 〇 | 〇 | |
118001-K002 | 〇 | 〇 | 下端下方の一部は、西日暮里五丁目 |
118001-K003 | 〇 | 〇 | 下端下方の一部は、西日暮里五丁目 |
区域の番号 | 土砂災害 警戒区域 |
土砂災害 特別警戒区域 |
備考 |
---|---|---|---|
118001-K004 | 〇 | × | 下端下方の一部は、西日暮里四丁目及び五丁目 |
118001-K005 | 〇 | 〇 | |
118001-K006 | 〇 | 〇 | |
118001-K007 | 〇 | 〇 |
各区域の公示図書は以下よりダウンロードできます。
区域指定後は、下記の義務や規制事項等があります。
不動産取引をする際に重要事項説明の対象となります。
建築物の構造規制が、建築基準法に基づき行われます。
宅地分譲や病院、福祉施設などの建築のための開発行為は、基準に従ったものに限って許可されます。
土砂災害警戒区域内等に擁壁やがけをお持ちの方が、擁壁等の状況把握や今後の対策等の検討について相談できるように、区が専門家を派遣する事業です。
擁壁等について心配な事がある方は、ぜひご利用下さい。
土砂災害特別警戒区域内等の擁壁等の安全性確保のために対策工事を行う所有者等に対し、区が当該工事に要する経費の一部を助成する制度です。
対象地で擁壁等の工事をお考えの方は、ぜひご利用ください。
土砂災害警戒情報は、大雨による土砂災害発生の危険度が高まったときに、東京都と気象庁が共同で発表する防災情報です。
土砂災害警戒情報が発表されたら、斜面や降雨の状況に十分注意して、危険を感じたらすぐに避難することができるように準備しましょう。
区では、土砂災害警戒情報が発表された場合には広報車や防災行政無線の屋外スピーカー等で、対象地域周辺の皆さんに情報をお知らせするとともに、諏訪台ひろば館(西日暮里3-3-12)を自主避難場所として開放します。
荒川区メールマガジンでは、災害に関する緊急情報をあらかじめ登録したパソコン、スマートフォンや携帯電話等にメールでお知らせしています。登録は無料です。ぜひ、ご利用ください。
緊急情報は荒川区のツイッターでもお知らせしています。
土砂災害警戒情報等が発表されていなくても、斜面の状況には常に注意を払い、普段と異なる状況に気がついた場合には、直ちに周りの人と安全な場所に避難してください。
突然、大雨が降ったり、長時間、雨が降り続くような場合には、気象庁等のホームページで最新の気象情報や降雨状況を確認して下さい。
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お問い合わせ
防災都市づくり部都市計画課
〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号(北庁舎3階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2812・2813)
ファクス:03-3802-0046
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