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更新日:2025年7月18日
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日常備蓄で災害に備えましょう
首都直下地震が発生し、電気・ガス等のライフラインや物資の供給が止まった場合、食料品や生活用品等の確保が困難となります。過去の災害では、災害発生からライフラインの復旧までに1週間以上かかっているケースがほとんどです。そのため避難所では「支援物資を求める人が多く、全員に行き渡らない」「トイレに長蛇の列ができていて、トイレに行きたい時に行けない」等の問題がありました。
区では、災害発生後に自宅が無事で、地域に火災発生等の危険が無い場合は、自宅にとどまって避難する「在宅避難」を推奨しています。いつ起こるか分からない災害に対して、日頃から各家庭で食料品や生活用品を備えておきましょう。
日常備蓄とは
家庭で備蓄する際には、普段食べているものや、使っているものを常に少し多めに購入し、それらを備蓄品とする「日常備蓄」が効果的です。この方法によれば、普段食べ慣れないもの(例 乾パン等)を特別に準備する必要がなく、すぐに取り組むことができます。備蓄品の賞味期限や使用期限が近づいてきたら、日常生活の中で消費し、消費した分だけ補充することで、備蓄量を一定に保つことができます。最低でも3日分、できれば1週間分以上の食品や飲料水、携帯トイレを家庭で備蓄しておくことが重要です。
ローリングストック法のイメージ図(引用元「東京防災」)
次の「日常備蓄一覧」を参考に、それぞれのご家庭で必要なものをリストアップしてみましょう。
日常備蓄一覧
食品等
- 水
- 無洗米
- レトルトご飯
- おかゆ等柔らかい食品
- 乾麺
- 即席麺
- 缶詰(主菜)さば缶等
- 缶詰(果物等)
- レトルト食品
- 野菜ジュース
- 菓子類(チョコレート等)
- 栄養補助食品
- 健康飲料粉末
- 調味料(塩、しょうゆ等)
生活用品
- ごみ袋
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- ウェットティッシュ
- 食品用ラップ
- 乾電池
- ライター
- 使い捨てカイロ
- 救急箱
- 常備薬
- 生理用品
- 補聴器用電池
衛生用品
- 携帯トイレ
- 使い捨てポリ手袋
- 歯磨きセット
- 入歯洗浄剤
- 水のいらない石鹸
- マスク
乳幼児
- 粉ミルク・液体ミルク等
- 離乳食
- おしりふき
- おむつ
あると便利なもの
- カセットコンロ
- ガスボンベ
- 携帯電話の予備バッテリー
- 懐中電灯
- 手巻き式携帯電話充電器や蓄電池
- 充電式等のラジオ
上記一覧は一例です。ご家庭の状況に合わせて、日常備蓄チェックリスト(PDF:260KB)の空欄を活用し、リストを作成してみましょう。
大人一人(7日分)あたりの備蓄量目安
- 飲料水 3リットル(1日あたり)×7日分=21リットル
- 食料 3食(1日あたり)×7日分=21食分
- 携帯トイレ5回(1日あたり)×7日分=35回分
関連情報
お問い合わせ
区民生活部防災課
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)
電話番号:03-3802-3111(代表)
ファクス:03-5810-6262