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大地震が起こると、家屋の倒壊だけでなく、電気による火災や家具の転倒・落下によって大きな被害が想定されます。
区では、区内に住所を有する全世帯を対象に、屋内安全対策にかかわる器具設置費用の助成を行っています。
助成金の対象となる費用は、申請年度内の工事・購入費用に限ります。
区内に住所を有している世帯(器具設置は現に居住する家屋等に限ります)
助成を受けるには工事・購入の前に申請が必要です
区分 | 助成内容 | 助成率(助成限度額) | ||
---|---|---|---|---|
一般世帯 ※注釈1 | 特例世帯 ※注釈2 | |||
1 ※注釈3 |
(1) | 感震ブレーカー等設置工事費 |
助成率 2分の1 (上限6万円) |
助成率 6分の5 (上限10万円) |
(2) | 感震ブレーカー等器具購入費 ※注釈4 |
助成率 2分の1 (上限5千円) |
助成率 10分の10 (上限1万円) |
|
2 | (1) | 家具類の転倒・落下・移動防止器具設置工事費 |
助成率 2分の1 (上限1万円) |
助成率 10分の10 (上限2万円) |
(2) | 家具類の転倒・落下・移動防止器具購入費等 ※注釈4 |
助成率 2分の1 (上限5千円) |
助成率 10分の10 (上限1万円) |
強い揺れを感知したときにブレーカーやコンセント等の電気を自動的に止める器具です。分電盤タイプ、コンセントタイプ、簡易タイプがあり、それぞれ特徴があります。過去の大規模地震時に発生した火災のうち、原因が判明している火災の約6割が電気による火災です。電気火災を防ぐために有効な感震ブレーカーの設置について、検討してみてはいかがでしょうか。
下記のパンフレットに、各タイプの相場価格が掲載されいますので参考にしてください。
内閣府・消防庁・経済産業省発行の啓発パンフレット(PDF:469KB)
近年発生した地震被害でけがをした原因を調べると、約3割から5割の人が、家具類の転倒・落下・移動によるものでした。家具が倒れることによって、ご自分やご家族が負傷したり、避難障害が発生することを防ぐためには、家具類の転倒等防止対策が有効です。工事の場合、取付ける場所や器具の数量等によって異なりますが、およそ2万円程度から設置できます。
なお、助成の対象となる器具は、下記表の類に該当するものとなります。
その他、購入品目につきましては、防災課までご相談ください。
品目 | 用途 |
---|---|
つっぱり棒 | ネジ止めすることなく、家具と天井の隙間に設置する。粘着マットやストッパーとの組み合わせで強度が高くなる。 |
ストッパー式 | 家具の前下部にくさびを挟み込み、家具を壁際に傾斜させる。 |
扉開放防止器具 | 収納物が落ちないよう扉の開放を防止する。 |
L字金具 | 家具と壁を木ネジ、ボルトで固定する。スライド式、上向き、下向き取り付け式があり、下向き取り付けが最も強度が高い。 |
連結金具 | 上下に分かれている家具を連結する。 |
ガラス飛散防止フィルム | ガラス製の扉、窓などに貼るフィルム。割れた際の破片飛散を防ぐ。 |
ベルト式 | 家具を壁にベルトで固定する。 |
粘着マット | 粘着性のゲル状マットで家具の底面を棚・床面と接着させる。 |
この後の流れについては、工事の場合と器具購入の場合で異なってきます。
交付決定の通知時に別紙にてご案内いたします。
特例世帯に該当する方を対象とした簡易型感震ブレーカー及び自動点灯ライトの無料配付を実施しています。
※注釈 「家具類の転倒・落下・移動防止器具」の無料配付は行っていません。
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お問い合わせ
区民生活部防災課防災事業係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)
電話番号:03-3802-3111(内線:418)
ファクス:03-5810-6262
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