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野生動物から人に感染し、人から人へも感染するウイルス性の感染症です。感染したときの致死率は、50%から90%にものぼります。
主にアフリカ中央部で発生していましたが、2014年3月にギニアで集団発生が報告されて以降、西アフリカ地域で流行が広がりました。
エボラ出血熱は、1970年以降アフリカ中央部で数年ごとに流行が確認されています。引き続き、これらの国への渡航及び滞在する際には、注意が必要です。
エボラ出血熱の流行地域(東京都感染症情報センター)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
病原体のエボラウイルスは、患者の汗、血液、唾液、おう吐物、排泄物に含まれ、これらに触れたときには皮膚からウイルスが体に入り感染します。
潜伏期間は、2日から21日で通常7日程度です。突然の40度を超える発熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みを起こします。それに続いておう吐、下痢、多臓器不全がみられ、進行すると全身の出血傾向がみられる場合もあります。
症状は、2日から3日で急速に悪化し、約1週間程度で死に至ることが多い疾患です。
特別な治療法はなく対症療法が中心になります。
ワクチンはありません。流行している地域に立ち入らないことが重要です。
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お問い合わせ
健康部保健予防課感染症予防係
〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(内線:430)
ファクス:03-3807-1504
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