更新日:2025年1月29日

ここから本文です。

エボラ出血熱

エボラ出血熱とは

野生動物から人に感染し、人から人へも感染するウイルス性の感染症です。感染したときの致死率は、50%から90%にものぼります。
主にアフリカ中央部で発生していましたが、2014年3月にギニアで集団発生が報告されて以降、西アフリカ地域で流行が広がりました。
エボラ出血熱は、1970年以降アフリカ中央部で数年ごとに流行が確認されています。引き続き、これらの国への渡航及び滞在する際には、注意が必要です。

エボラ出血熱の流行地域(東京都感染症情報センター)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

病原体と感染経路

病原体のエボラウイルスは、患者の汗、血液、唾液、おう吐物、排泄物に含まれ、これらに触れたときには皮膚からウイルスが体に入り感染します。

症状

潜伏期間は、2日から21日で通常7日程度です。突然の40度を超える発熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みを起こします。それに続いておう吐、下痢、多臓器不全がみられ、進行すると全身の出血傾向がみられる場合もあります。
症状は、2日から3日で急速に悪化し、約1週間程度で死に至ることが多い疾患です。

治療

特別な治療法はなく対症療法が中心になります。

予防

ワクチンはありません。流行している地域に立ち入らないことが重要です。

関連情報

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

健康部保健予防課感染症予防係

〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号

電話番号:03-3802-3111(内線:430)

ファクス:03-3807-1504

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?