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更新日:2025年12月19日
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エボラ出血熱
エボラ出血熱とは
野生動物から人に感染し、人から人へも感染するウイルス性の感染症です。感染したときの致死率は、50%から90%にものぼります。
主にアフリカ中央部で発生していましたが、2014年3月にギニアで集団発生が報告されて以降、西アフリカ地域で流行が広がりました。
エボラ出血熱は、1970年以降アフリカ中央部で数年ごとに流行が確認されています。引き続き、これらの国への渡航及び滞在する際には、国内、海外の最新情報をご確認ください。
エボラ出血熱の流行地域(厚生労働省検疫所)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
病原体と感染経路
病原体のエボラウイルスは、患者の体液(血液、糞便、嘔吐物など)やそれに汚染された物品(シーツ、衣類、医療器具、患者が使用した生活用品など)に傷口や粘膜が触れても感染することがあります。汗、血液、唾液、おう吐物、排泄物に含まれ、これらに触れたときには皮膚からウイルスが体に入り感染します。
症状
2~21日の潜伏期間の後、突然の発熱、全身倦怠感、筋肉痛、頭痛、喉の痛みなどの症状に始まり、その後、嘔吐、下痢、発疹が出現します。さらに症状が増悪すると、出血傾向や意識障害が生じます。エボラウイルス病の致死率はエボラウイルスの種類と患者に提供される医療のレベルによって、25~90%の範囲で変化しますが、概ね50%程度です。
治療
特別な治療法はありません。症状を軽くするための点滴と対症療法を中心に行います。早期の治療により生存の可能性が高まるため、直ちに医療機関で治療を開始することが重要と考えられています。
予防
確立したワクチンはありません。
感染が疑われる人や死亡した人との接触、流行地域での葬儀への参列、医療機関の受診などは可能な限り避けてください。動物(コウモリ、霊長類など)も感染しますので、動物の死体に近づくこと、触ることも避けましょう。加熱処理の信頼できない野生動物の肉(Bushmeat、ジビエ肉)を食べることはエボラウイルス以外の病原体に感染する可能性もあり、極めて危険です。
一方、症状のない人が他の人に感染させることは性行為など特別な場合を除き、ほとんどありません。流行地を支援する人々には過剰な懸念を抱くことなく、冷静に対応しましょう。
アルコールなどの消毒薬だけでなく、流水と石けんによる洗浄も感染予防に効果があります。
関連情報
お問い合わせ
健康部保健予防課感染症予防係
〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(内線:430)
ファクス:03-3807-1504