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更新日:2025年4月28日

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感染症発生情報【第16週(4月14日から4月20日)まで更新】


流行中の感染症

月曜日から日曜日までを1週間として、荒川区と東京都の最新の感染症の流行状況や各シーズンで注意が必要な感染症を以下のリンクから確認することができます。

流行中の感染症について

麻しん(はしか)

麻しんは、麻しんウイルスの空気感染・飛沫感染・接触感染によって感染・発症し、感染性が非常に高い感染症です。

国内でも発生していますので、注意してください。

麻しんウイルスに感染後、無症状の時期(潜伏期間)が約10~12日続きます。典型的には、症状が出始めてから2~4日は38℃前後の発熱、せき、鼻水、目やにが続き、一時熱が下がりかけたかと思うと、また39~40℃の高熱となり、首筋や顔などから赤い発しんが出始め、その後発しんは全身に広がります。高熱は3~4日で解熱し、次第に発しんも消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。

麻しんに対する免疫が十分でない人が感染した場合、ほとんどの人が発病し、発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前から発疹消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)といわれています。
重症化に至ることも少なくない注意すべき疾患で、有効な治療薬はありませんが、ワクチンで予防することができます。

詳細は下記ページにも掲載しています。

麻しんについて(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

伝染性紅斑

荒川区での患者報告数は「2.50」で今後の動向に注意が必要です。

伝染性紅斑は、小児に多くみられる流行性の発しん性疾患で、両ほほ(頬)がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ(ほっぺ)病」とも呼ばれることがあります。

感染すると10~20日の潜伏期間を経て、両ほほ(頬)に蝶形の紅斑が現われ、続いて胸・腹・背中部位、手や足にまでレース状の発しんが現われます。発しんは1週間前後で消失し、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。
ほほ(頬)に発しんが出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜ様症状などの前駆症状が見られることが多く、この時期にウイルスの排泄量が最も多いので、他への感染源となり、接触・飛沫感染します。
発しんが現われたときはウイルスの排泄はほとんどなく、感染源とはなりません。

予防のポイントとして、手洗い、咳エチケットを心がけ、タオルの共用を避けてください。

感染性胃腸炎

荒川区での患者報告数は「8.00」で今後の動向に注意が必要です。

感染性胃腸炎の感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。

ノロウイルスによる胃腸炎の主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛で、小児ではおう吐、成人では下痢が多いです。

ロタウイルスによる胃腸炎では、おう吐、下痢、発熱がみられ、乳児ではけいれんを起こすこともあります。

感染性胃腸炎の予防には、手洗い・調理における十分な加熱・吐物の適切な処理などを徹底しましょう。
また、集団感染の可能性がある施設等においては、施設の衛生管理など、感染症の予防のために特に注意して対策を行ってください。

詳細は下記ページにも掲載しています。

感染性胃腸炎にご注意ください(別ウィンドウで開きます)

感染症週報

荒川区内の東京都定点医療機関からの報告数をもとに、荒川区内と東京都内の感染症発生動向を表とグラフにまとめています。

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お問い合わせ

健康部保健予防課感染症予防係

〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号

電話番号:03-3802-3111(代表)

ファクス:03-3807-1504

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