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荒川区感染症週報は、荒川区内の東京都定点医療機関と荒川区独自定点医療機関からの報告数をもとに、荒川区内の発生動向を表とグラフにまとめたものです。グラフには東京都全体の発生動向も併せて掲載し、荒川区の感染症流行状況との比較が可能です。
また、定点医療機関に関してはページ下部の記事(定点医療機関)をご覧ください。
東京都全体での週報は以下のリンクからご覧ください。
東京都感染症週報(外部サイトへリンク)
グラフの縦軸は、1定点医療機関当たりの報告数(麻しん、風しんは全数報告)です。東京都に比べると、荒川区内の定点医療機関数が少ないため、値の変動が大きくなっています。
また、グラフの横軸は、週になります。週の始まりは月曜、終わりは日曜となります。第1週は、令和6年1月1日(月曜)から令和6年1月7日(日曜)になります。
定点医療機関とは、感染症の発生状況を知るために一定の基準に従って1週間当たりの感染症罹患者の数を報告していただく医療機関のことです。
定点には、インフルエンザ/COVID-19定点(小児科定点、内科定点)、小児科定点、眼科定点、性感染症定点、基幹定点の5種類があり、流行状況について全体の傾向ができるだけ反映できるように、医療機関の中から、保健所管内の人口に応じた数の定点医療機関を東京都が指定しています。
荒川区内では、小児科定点医療機関4か所、内科定点医療機関3か所、眼科定点医療機関1か所、性感染症定点医療機関1か所、基幹定点(別名:病院定点)医療機関0か所が東京都から指定されています。
このうち、小児科定点医療機関4か所と内科定点医療機関3か所をあわせた7か所がインフルエンザ/COVID-19定点として指定されています。また区独自で5か所の医療機関から報告を受けています。
定点医療機関は、厚生労働省令で定める感染症の発生状況(患者数)を、週1回荒川区保健所を経由して東京都に届出ることとなっています。
1週間にひとつの定点(医療機関)からどのくらいの報告があったかを表す数値です。この数値によって感染症の流行状況が把握できます。保健所管内の当該感染症報告全数を定点医療機関数で割った数値が定点当たりの報告数になります。
例えば、荒川区保健所管内でインフルエンザの報告が24件あった場合、報告数(24件)を定点医療機関の数(荒川区のインフルエンザ/COVID-19定点は都の指定7か所)で割ります。この場合は、24÷7=3.43となり、荒川区内のインフルエンザの流行状況を推計することができます(麻しん、風しんは全数報告です)。
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お問い合わせ
健康部保健予防課感染症予防係
〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(代表)
ファクス:03-3807-1504
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