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更新日:2025年4月28日

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麻しん(はしか)にご注意ください

都内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。最新の患者発生情報は、東京都ホームページの報道発表をご確認ください。

麻しんの流行状況(東京都 2025年)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

麻しん(はしか)とは

麻しんは、麻しんウイルスの空気感染・飛沫感染・接触者感染によって感染・発症し、感染性が非常に高い感染症です。

麻しんウイルスに感染後、無症状の時期(潜伏期間)が約10~12日続きます。典型的には、症状が出始めてから2~4日は38℃前後の発熱、せき、鼻水、目やにが続き、一時熱が下がりかけたかと思うと、また、39~40℃の高熱となり、首筋や顔などから赤い発しんが出始め、その後、発しんは全身に広がります。高熱は、3~4日で解熱し、次第に発しんも消失しますが、しばらく色素付着が残ります。

麻しんに対する免疫が十分でない人が感染した場合、ほとんどの人が発病し、発病した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前から発しん消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)といわれています。重症化に至ることも少なくない注意すべき疾患で、有効な治療薬はありませんが、ワクチンで予防することができます。

麻しんを疑う症状が現れた場合

麻しんを疑う症状(発熱、発しん、咳、鼻水、目の充血等)が現れた場合は、必ず事前に医療機関へ連絡し、麻しんの疑いがあることを伝えてください。医療機関へ移動の際には、周囲の人への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避け、医療機関の指示に従って受診しましょう。

 

 

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お問い合わせ

健康部保健予防課

〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号

電話番号:03-3802-3111(代表)

ファクス:03-3807-1504

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