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ご家族や周囲の方が、認知症かもしれない。
「認知症ってどんなこと」
知っているようで知らない認知症に関する情報の紹介や認知症を理解していただくためのページです。
加齢によるもの忘れ | 認知症による記憶障害 |
---|---|
経験したことが部分的に思い出せない | 経験したこと全体を忘れている |
目の前の人の名前が思い出せない | 目の前の人が誰なのかわからない |
物の置き場所を思い出せないことがある | 置き忘れ・紛失が頻繁になる |
何を食べたか思い出せない | 食べたことじたいを忘れている |
約束をうっかり忘れてしまった | 約束したことじたいを忘れている |
物覚えがわるくなったように感じる | 数分前の記憶が残らない |
曜日や日付を間違えることがある |
月や季節を間違えることがある |
出典:NPO法人地域ケア政策ネットワーク「キャラバン・メイト養成テキスト」(平成29年11月発行)P20を一部改変
「ひょっとして認知症かな」
気になり始めたら自分でチェックしてみましょう。
※注釈 ご家族や身近な方がチェックすることもできます。
※注釈1 このチェックリストの結果はあくまでもおおよその目安で医学的診断に代わるものではありません
認知症の診断には、医療機関での受診が必要です。
※注釈2 身体機能が低下している場合は点数が高くなる可能性があります。
認知症も他の病気と同じように、早期診断と早期対応が非常に大切です。
早期の診断を受け、症状が軽いうちに、認知症の方やその介護者が認知症への理解を深め、病気と向き合い話し合うことで、今後の生活の備えをすることができます。介護保険サービスを利用するなど生活環境を整えていけば、生活上の支障を減らすことも可能となります。
認知症を引き起こす病気には、早めに治療すれば改善が可能なものもあります(正常圧水頭症・脳腫瘍・慢性硬膜下血腫・甲状腺疾患など)ので、早めに受診をして原因となっている病気を突き止めることが大切です。
アルツハイマー型認知症は、早い段階からの服薬等の治療や認知症の方の気持ちに配慮した適切なケアにより、進行をゆるやかにすることが可能といわれています。
※注釈 服薬による効果は個人差があります。
おかしいなと思った症状がいつ頃からあったのか、どのような症状か、どのように変化したかを箇条書きで整理し、書面で持参しましょう。
とうきょう認知症ナビ(東京都公式サイト「とうきょう認知症ナビ」のページ)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
認知症に対応可能な医師の名簿を掲載し、認知症の相談先・受診先等についての情報を提供しています。
地域包括支援センターとは、地域の高齢者のさまざまな相談に対応する総合相談窓口です。主任ケアマネジャーや保健師(または経験のある看護師)、社会福祉士、認知症地域支援推進員、生活支援コーディネーターが、みなさんが住み慣れた地域で安心して暮らしていくために必要な援助・支援を行っています。
認知症に関する情報冊子を作成し、配布しています。区内の医療機関情報や相談先、認知症になる前からなった後までの支援体制を掲載した認知症ケアパス等の情報が満載です。
冊子は、区役所、区民事務所、地域包括支援センターで配布しています。
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お問い合わせ
福祉部高齢者福祉課介護予防事業係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎2階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2666)
ファクス:03-3802-3123
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