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更新日:2021年1月27日

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「子規・漱石句あわせ オンラインスペシャル」動画公開!

「子規・漱石句あわせ」は、荒川区ゆかりの著名な俳人である正岡子規と夏目漱石の俳句を鑑賞し、俳句の魅力を伝えるイベントです。

第3回となる令和2年度は、令和2年12月、Web会議システムを活用してオンライン上で開催いたしました。

各地の俳句イベントやテレビでご活躍の俳人お2人と俳句を楽しんでいる大学生、特に今回は「俳都」愛媛県松山市から愛媛大学俳句研究会メンバーに参加いただくなど、オンラインならではの強みをいかした新しい形のイベントです。是非ご観賞ください。

荒川区と正岡子規・夏目漱石のゆかり

正岡子規は、明治27年(当時26歳)に上根岸町82番地(現在の台東区根岸2丁目「子規庵」)に移り住み、近隣の日暮里や三河島といった荒川のまちを散策し、そこで目にした団子や三河島菜などの俳句を詠みました。子規と親交の深かった夏目漱石もたびたび子規庵を訪れ、句会に参加しました。

荒川区・芋坂の羽二重団子は、子規や漱石に愛され、彼らの作品にもしばしば登場します。「芋阪も団子も月のゆかりかな」は、団子と月を詠んだ子規の句です。また、漱石の小説「吾輩は猫である」の中にも羽二重団子が登場します。

子規が通った「共立学校」は、後の開成高校(荒川区西日暮里)であり、そのゆかりもあり、開成高校の俳句部は、毎夏、松山市で開催される俳句甲子園の優勝常連校です。また、子規が高浜虚子に後継者となることを断られた茶屋でのエピソードは、開成高校がある道灌山を舞台としており「道灌山事件」と呼ばれています。 

荒川区では、正岡子規、夏目漱石とのこうした縁を踏まえ、俳句文化の振興に取り組んでいます。

イベント内容

第一部 オンライン句会

神野紗希先生、東大俳句会、早稲田大学俳句研究会、愛媛大学俳句研究会メンバーによる出演者「いち押し」の正岡子規・夏目漱石の俳句を使った句会です。それぞれが選んだ子規・漱石の俳句を出演者全員で鑑賞し、俳句の面白さや魅力を伝えます。

時間:約50分

第二部 子規・漱石の俳句を語り合う(俳句トーク)

対馬康子先生、神野紗希先生が第一部で取り上げた俳句、子規や漱石について語り合います。

また、出演した大学生を交えて、学生生活の中での俳句の楽しみ方を語りあうなど、楽しい俳句トークが満載です。

時間:約30分

出演

対馬 康子 先生(つしま やすこ)

現代俳句協会副会長、俳誌「麦」会長、俳誌「天為」最高顧問、Eテレ「NHK俳句」2020選者

昭和48年「麦」入会。中島斌雄、有馬朗人に師事。学生時に東大ホトトギス会にて山口青邨の選を受ける。平成27年文部科学大臣表彰、荒川区特別功労者表彰。第10回桂信子賞。
句集に『愛国』『純情』『天之(てんし)』『竟鳴(きょうめい)』『セレクション俳人・対馬康子集』。

神野 紗希 先生(こうの さき)

現代俳句協会青年部長

1983年、愛媛県松山市生まれ。高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。2018年『日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日』により第34回愛媛出版文化賞大賞受賞。2019年、第11回桂信子賞受賞。句集に『星の地図』『光まみれの蜂』、著書に『女の俳句』『もう泣かない電気毛布は裏切らない』他。2020年冬、第3句集『すみれそよぐ』刊。

東大俳句会

昭和43年、東大駒場で小佐田哲男の「作句演習」ゼミを母体に設立。月に一回の「本郷句会」を主な活動としています。(現在はオンライン体制です)。「本郷句会」には大学の垣根を超えて学生が集い、またOBOGや社会人の皆様も参加することが特徴です。

出演者

  • 日比谷 虚俊 さん(ひびや きょしゅん)
  • 大熊 光汰 さん(おおくま こうた)

早稲田大学俳句研究会

早稲田大俳句研究会は断絶を経ながらも長い歴史を持つ大学俳句会です。寺山修司や高柳重信、最近では佐藤文香や髙柳克弘、村上鞆彦などの俳人を輩出してきました。現在は、大学の垣根を超えた仲間たちと、互いを尊重しながら句作・批評することをモットーに、句会や合宿を開催しています。

出演者

  • 塩崎 達也 さん(しおざき たつや)
  • 中井 望賀 さん(なかい みのり)

愛媛大学俳句研究会

愛媛大学俳句研究会は、毎週の句会や合宿のほか、毎年松山で行われる『俳句甲子園』全国大会では、賛助団体として運営に密接に関わっています。
令和2年11月には、地元松山市と一緒に、台湾・台北市の台湾大学の大学生と「インターネット俳句会」を開催するなど、幅広く活動しています。

出演者

  • 近藤 幽慶 さん(こんどう ゆうけい)

後援

松山市

正岡子規生誕の地「俳都松山」

愛媛県松山市は、正岡子規や高浜虚子、石田波郷など多くの俳人を輩出した「俳都」として知られています。平成26年8月には、俳句を楽しみ尽くす好奇心をエネルギーとした子規の革新精神を受け継ぎ、松山から俳句の風を絶やさず起こし続けることを宣言した「俳都松山宣言」を発表しました。

市内には、子規記念博物館や坂の上の雲ミュージアムなどの文学施設をはじめ、数多くの句碑や文学遺跡があり、90か所以上に設置している「俳都松山俳句ポスト」や、高校生による俳句の全国大会「俳句甲子園」を開催するなど、まちの至るところで俳句の風を感じることができます。

皆さんもぜひ、正岡子規生誕の地「俳都松山」へお越しください。

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お問い合わせ

地域文化スポーツ部文化交流推進課

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号

電話番号:03-3802-3111(代表)

ファクス:03-3802-4769

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