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更新日:2025年8月15日
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あらかわ俳壇(一般の部・小中学生の部)
「あらかわ俳壇」では区内外から兼題に沿った俳句を募集し、特選・入選作品の選定及び発表をしています。
年に4回募集をしています。
投句方法
- はがき
- ファクス
- 電子申請
- 投句箱
いずれかの方法にて、応募部門、住所、氏名、年齢(小中学生の部は学校名・学年も)、電話番号、俳号(ふりがな)、作品(ふりがな)を記載してお送りください。
投句箱設置場所(21箇所)
区役所本庁舎3階文化交流推進課、サンパール荒川、ムーブ町屋、生涯学習センター、町屋文化センター、ゆいの森あらかわ、南千住図書館、尾久図書館、町屋図書館、日暮里図書館、汐入図書SS、冠新道図書SS、男女平等推進センター、あらかわエコセンター、アートホテル日暮里ラングウッド、南千住駅前ふれあい館、荒川総合スポーツセンター、あらかわ遊園スポーツハウス(令和7年3月31より休館)、きらきら子育て交流サロン、あらかわ遊園、清里高原ロッジ・清里高原少年自然の家
※注釈1 投句いただいた句・氏名は入選の結果に関わらず区の発行媒体に掲載する場合がございます。
※注釈2 俳号での掲載を希望される方は、俳号をご記入ください。俳号の記入がない場合は、お名前を掲載いたします。
※注釈3 投句は未発表の句に限ります。入選決定後に類句や二重投稿等が判明した場合、当該作品の入選を取り消すことがあります。
※注釈4 応募原稿は返却せず、著作権は荒川区に帰属します。
サニーホールサイエンスにあらかわ俳壇投句箱が出張します
8月22日(金曜)に日暮里サニーホールで開催する「サニーホールサイエンス~キミの手でひらく!科学の世界~」をご存知ですか?
サニーホールサイエンスのプログラムの一つ、「サイエンス俳句クエスト」にあわせて、あらかわ俳壇の投句箱もイベント会場に出張し、投句を受付します。サイエンス俳句クエストに参加し、俳句に興味を持った方は、ぜひ、あらかわ俳壇にも参加してみてください!
詳細は、サニーホールサイエンスのリンクをご覧ください。たくさんの方のご来場をお待ちしています。
サニーホールサイエンス(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
第三十八回あらかわ俳壇 投句募集中
たくさんの投句をお待ちしております!
兼題
合歓の花(ねむのはな)・夏の雨(なつのあめ)・野分(のわけ)・当季雑詠
投句期間
令和7年9月30日(火曜)消印有効 まで
インターネットからの投句は以下のサイトから
受付フォーム(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
対象
- 一般の部:15歳以上の方(中学生不可)
-
小中学生の部:中学生以下の方
選者
対馬康子氏(現代俳句協会副会長)
賞
- 特選(1句)
区内共通お買物券3,000円分(一般の部)/図書カードNEXT1,000円分(小中学生の部) - 入選(5句)
俳句グッズ - 佳作(10句)
※注釈 区外にお住まいの方には、区内共通お買物券に代えて、特選賞品として図書カードNEXTを贈呈します。
今後の予定
- 第39回…令和7年10月1日(水曜日)から令和7年12月31日(水曜日)
- 第40回…令和8年1月1日(木曜日)から令和8年3月31日(火曜日)
第三十七回あらかわ俳壇 集計中
たくさんの投句をありがとうございました。
第三十六回あらかわ俳壇 入選発表
たくさんの投句をありがとうございました。入選は下記のとおりです。
一般の部
特選
読初や翼ひろげる文庫本/横浜市・山田知明さん
選評
新年に初めて本を読む。手に取った小さな文庫本に知や物語との出会いがあり、新しい年の自由な翼が広がります。「翼ひろげる」に象徴性があり詩的。余韻ある表現に読み初めの高揚感が響きます。(現代俳句協会副会長・対馬康子氏)
入選
- 野焼跡風の残り火焼けなかった言葉/南千住・石井重昭さん
- 読初のロボット生真面目に若し/千葉県・兎森へるさん
- 星の肺浸食中の野焼かな/須崎市・野中泰風さん
- 心臓に四つの扉読始む/茅ヶ崎市・宮永武彦さん
- 読初やベーカー街の日の暮れて/足立区・菫久さん
佳作
- 足音の聞こえて来る日春立ちぬ/東尾久・大矢幹夫さん
- 数式は難解桃の花眺む/佐倉市・木村弘美さん
- 旅をする如くに読書始めかな/足立区・木幡忠文さん
- 階段の手すり冷し桃の花/東日暮里・櫻井祥香さん
- 王さまの切手にこやか初便り/町屋・竹野美恵子さん
- 峰に涌き岬に発つる鳥曇/瀬戸市・春美さん
- 閉校の百葉箱に残る雪/桜川市・中原壱朋さん
- 弥生人の名を募ります桃の花/松戸市・弥栄弐庫さん
- 子規の忌や羽二重団子にもココア/葛飾区・目黒琴音さん
- 北を指し引鴨の陣揺るがざる/木更津市・安田蝸牛さん
小中学生の部
特選
さくらの木ゆらゆらゆれる花しぶき/第四峡田小学校3年・中村美月さん
※学年は投句された当時の学年です
選評
「花しぶき」と表現したのが魅力的。桜の花びらが舞う瞬間を水がはじけ飛び散るように感じたのは繊細です。音やリズムも柔らかく、春のおだやかな風情の中で明るい気持ちが伝わります。(現代俳句協会副会長・対馬康子氏)
入選
- 銀将の柾目列なす桃花かな/明治大学付属中野中学校3年・白鷹屋笹七さん
- なの花がまちいっぱいに広がった/第四峡田小学校3年・岸勇陽さん
- 蝶飛べばぐわんと空気歪みけり/横浜市立東本郷小学校5年・佐々木睦さん
- 書初めや心は晴るる手は黒く/第四峡田小学校3年・佐藤大悟さん
- 野火の跡ひょっこり顔出す穴のもの/倉敷市立万寿東小学校6年・野のはなさん
※学年は投句された当時の学年です
佳作
- 世を厭い世を厭い吐く息白し/第三峡田小学校6年・稲葉元那さん
- AIになやみはあるのももの花/一燈園小学校4年・太田慈さん
- 美しく光のような桃の花/汐入東小学校4年・みはねさん
- 見つけたぞそこにいるのはメジロかな/第九峡田小学校1年・徳富遥樹さん
- 花びらが私の心のように散っていく/尾久小学校4年・水越彩乃さん
- いそがしい春マフラーの忘れ物/第六日暮里小学校6年・山田芽生さん
- 青の空知らない世界へちるさくら/第四峡田小学校3年・吉田茉由さん
- ふってくるあられみたいなはつ雪が/第二峡田小学校3年・上田羽南さん
- 花びらが春一番にふかれたよ/汐入東小学校3年・森下眞羽さん
- 見つけたらハッピーになれるクローバー/国府台女子学院小学部3年・横山佳保さん
※学年は投句された当時の学年です
応募状況
- 期間:令和7年1月1日(水曜)から3月31日(月曜)
- 兼題:読初、野焼、桃の花、当季雑詠
- 選者:対馬康子氏(現代俳句協会副会長)
- 投句数:979句(一般の部895句/小中学生の部84句)
- 投句者数:202人(一般の部158人/小中学生の部44人)
第三十五回あらかわ俳壇 入選発表
たくさんの投句をありがとうございました。入選は下記のとおりです。
一般の部
特選
一枚を残し刈田となる里曲/安田蝸牛さん
選評
刈り取られた田んぼに一枚だけ残された稲があり、その田んぼを背景にした里の風景を描写しています。収穫後の静かな田園風景と、その中にある一枚の稲が強調されています。この句からは、農作業の終わりと、その後の静寂が感じられます。
入選
- 池涸れて顕になりぬ捨小舟/破れ蓮さん
- 手話の手のハートの形小鳥来る/羽住玄冬さん
- 灯火は聖夜のプロレタリアート/四方うみ哉さん
- 一叢の血潮の坩堝曼珠沙華/リカさん
- 垂れ込める暗雲重き曼珠沙華/田村直美さん
佳作
- 二度寝する夢にざわめき小鳥来る/岡崎みのるさん
- 亡き祖父が何か言いたげ曼珠沙華/加藤多作さん
- 晴渡る御料牧場小鳥来る/亀田かつおぶしさん
- 残業後美女に変身して聖夜/川越のしょびさん
- 小鳥来る一歩一歩と義肢装具/ふるやしげるさん
- 妖精のいさうな木立曼珠沙華/櫻井祥香さん
- 戒名に俗名一字曼珠沙華/三田忠彦さん
- クリスマスソニープラザの紙袋/恋瀬川三緒さん
- 明日のこと夢見て枕に春着置く/林ピロコさん
- 熱燗や吾に一病癖二つ/川口政治さん
小中学生の部
特選
まんじゅしゃげむれて整列授業中/一燈園小学校4年・太田慈さん
選評
曼珠沙華が群れを成して整列している様子が描写されています。授業中の静かな時間に、曼珠沙華が整然と並んでいる情景が浮かんで来ます。自然の美しさと静けさが感じられます。
入選
- プレゼントいつもありがとうサンタさん/第三峡田小学校4年・中島美紗さん
- ふっている赤いもみじが風の中/第二峡田小学校3年・もみじさん
- 待ちわびるサンタの追跡クリスマス/第二峡田小学校6年・辻萌叶さん
- 春の風かんじながらあそぶ日だ/春やすみさん
- 冬晴れや空を見上げるかげ動き/お茶の水女子大学附属中学校3年・山ちゃんさん
佳作
- サンタさんちゃんとくるよねクリスマス/第九峡田小学校1年・徳富遥樹さん
- かがやきのいちょうのはのじゅうたん/国府台女子学院小学部3年・横山佳保さん
- クリスマスみんなうれしいプレゼント/尾久小学校4年・さっちゃんさん
- クリスマスサンタが親と知った冬/第三峡田小学校4年・あさひさん
- 一人ずつ別れと出会い新学期/足立区島根小学校5年・川田涼仁さん
- クリスマスみんなもらうよプレゼント/第九峡田小学校3年・甲野琴莉さん
- 東京で雪をまってる午前中/赤土小学校5年・七條沙彩さん
- 無理ですよ赤点回避不可能です/郁文館小学校2年・瑠花さん
- 秋はねえうれしいけれどさみしいよ/汐入東小学校3年・森下眞羽さん
応募状況
- 期間:令和6年10月1日から12月31日
- 兼題:曼珠沙華、小鳥来る、クリスマス、当季吟詠
- 選者:佐々木忠利氏(荒川区俳句連盟会長)
- 投句数:974句(一般の部929句/小中学生の部45句)
- 投句者数:178人(一般の部149人/小中学生29人)
第三十四回あらかわ俳壇 入選発表
たくさんの投句をありがとうございました。入選は下記のとおりです。
一般の部
特選(1句)
一枚の水の流れの金魚かな/宮永武彦さん
選評
金魚は池や水槽で飼われるので流れる水にいるのが不思議。また金魚そのものが「一枚の水の流れ」となっているとも受け取れます。詩的な遊び心がある表現によって、自在な金魚の姿が見えます。
入選(5句)
- 金魚鉢あったら入りたいあらかわ遊園/岩淵阿実さん
- 老いし母また新しき金魚かな/大越源一さん
- 印象派めく街路樹や炎天/櫻井祥香さん
- 恋しさを満月までの距離といふ/後藤章さん
- 水澄むや動物園の慰霊祭/やまさきゆみさん
佳作(10句)
- 鳳仙花隣の彼はもう他人/小沼陽菜乃さん
- 水澄むや心つくろふこと忘れ/北藤詩旦さん
- きりぎりす悄然と鳴く古戦場/安田蝸牛さん
- 交差点斜めに渡る秋思かな/下村修さん
- イマジンの流るる部屋や金魚鉢/丸山優龍さん
- 鳳仙花二階住居の雑居ビル/沼野大統領さん
- ふるさとと呼びたき町よ水澄めり/菫久さん
- 順繰りに切れる電球鳳仙花/弥栄弐庫さん
- にはたづみくすぐるほうせん花はぜる/南方日午さん
- 戦争止めぬ人如何に見る金魚/野中泰風さん
小中学生の部
特選(1句)
金魚のようにうごくバスケットボール/金魚さん
選評
コートを右に左に動くバスケットボールの様子が金魚のようだとは、生き生きとした発想です。この句はバスケットボールが主体なので、きっと大好きなのですね。すいすいと縫うように走ります。
入選(5句)
- 山のおくかすかに見えるは滝しぶき/第四峡田小学校3年・吉田茉由さん
- 尾久の原じりじりする日蝉の声/赤土小学校小学校年2年・森野力仁さん
- 金魚の尾ひらりバレエのチュチュくるり/倉敷市立万寿東小学校6年・野のはなさん
- 空間はゆがむオランダシシガシラ/一燈園小学校4年・太田慈さん
- 満月の色美しき空の旅/千駄木小学校3年・森田美友さん
佳作(10句)
- しょくぶつもみんなとおなじ生きてるよ/第三日暮里小学校2年・岡村英青さん
- いくたもの涙したたる夏の雨/第六日暮里小学校6年・山田芽生さん
- 夏の音は波の音ひびく夏だなぁ/聖心女子学院(小)6年・菊池望愛奈さん
- 金魚だってあついのだろう空あつし/根岸小学校2年・水島大賀さん
- 花火見る特別な人とあの夜に/諏訪台中学校1年・ミナソノさん
- とんぼがねとびはじめると秋がくる/第二峡田小学校3年・上田羽南さん
- 夏の海波の音がおどるよう/第三瑞光小学校4年・波さん
- ひらりらり光の如き金魚の尾/東本郷小学校5年・夜明け藤さん
- 水すむ夜のなかにいるろうそくだ/国府台女子学院小学部3年・横山佳保さん
- せみの声ゆれてわたるよかずらばし/桜堤中学校3年・姫花さん
応募状況
- 期間:令和6年7月1日から9月30日
- 兼題:金魚、鳳仙花、水澄む、当季吟詠きん
- 選者:対馬康子氏(現代俳句協会副会長)
- 投句数:568句(一般の部507句/小中学生の部61句)
- 投句者数:200人(一般の部151人/小中学生49人)
第三十三回あらかわ俳壇 入選発表
たくさんの投句をありがとうございました。入選は下記のとおりです。
一般の部
特選(1句)
放下して残世にあふぐ月朧/安田蝸牛さん
選評
一切の執着を捨て、残り少ない生涯を過ごそうと考えている気持ちで朧に霞んだ春の月を仰げば、薄絹に隔てられた様な柔らかさが感じられ、見えない先が明るく、夢と希望が持てる気がする。しみじみとした印象深い味わいのある句である。
入選(5句)
- 父逝けば浄土も卯の花腐しかな/菊岡みなみさん
- 風光る御一人様のテラス席/もりやま博士さん
- アトリエの屋根に凌霄花燃え上がる/木村隆夫さん
- 銅像の鉾天を指し風光る/満月さん
- 晩靄に老いの草笛鎮魂歌/木下君穂さん入選(5句)
佳作(10句)
- 堂々とたくましくあれ鯉のぼり/今堀ひろみさん
- 出来ること一つ見つけて風光る/ほろろさん
- 舟底に日のゆきわたる更衣/千葉信子さん
- 筆談に聞かるる駅や濃紫陽花/田中礼子さん
- 芭蕉詠む兜太の句碑や風光る/三田忠彦さん
- 更衣またも断捨離先延ばし/茂木重節さん
- 紫陽花や老舗蕎麦屋の番付表/木村弘美さん
- 二の腕の白さ見せあい更衣/太田怒忘さん
- 坂の名をひとつ覚えて濃紫陽花/菫久さん
- 朝ヨガは猫のポーズや風光る/櫻井祥香さん
小中学生の部
特選(1句)
紫陽花の雫をのぞき未来見る/親睦さん
選評
梅雨の頃に毬の様な花をつけ七変化と異名され幾度も色を変える。雨雫を覗き込んで未来を見たと表現された。その逞しい想像力、表現力に拍手を贈りたい。夢は出来るだけ大きく未来に向かって頑張って欲しい。大いなるエールをおくりたい。
入選(5句)
- 全身で夏夜の余韻に浸ってる/南千住第二中学校3年・りょうたさん
- 五月雨を背にして影は進んでく/第三峡田小学校6年・稲葉元那さん
- 静けさが朝とは違う夏の夜/南千住第二中学校3年・川田桜雅さん
- 楽しもう中学最後の夏休み/南千住第二中学校3年・竹内翔栄さん
- 雨あがり街灯ひかる五月闇/南千住第二中学校3年・五味優花さん
佳作(10句)
- 太陽と向日葵互いに向かい合う/南千住第二中学校3年・島田桃歌さん
- 草原に大の字寝転び星涼し/南千住第二中学校3年・太宰杏華さん
- 炎天下皆とかけだすグラウンド/南千住第二中学校3年・野口万力さん
- 友と飲む雲追いながらソーダ水/南千住第二中学校3年・山口華蓮さん
- かたつむり草かき分けて出てきたよ/文京区立千駄木小学校3年・森田美友さん
- そよ風にのって静かに舞う桜/第三峡田小学校6年・南里柚衣さん
- 嬉しさは花火とともに舞い上がる/南千住第二中学校3年・三井郁奈さん
- 雨宿り仰げば空のツバメの巣/大阪明星学園明星中学校3年・奥井諒一さん
- 夏の宵のんびり歩く帰り道/南千住第二中学校3年・荒井識月さん
- 更衣じぃじは眉をととのえて/倉敷市立万寿東小学校6年・森野はなさん
応募状況
期間:令和6年4月1日から6月30日
兼題:風光る、更衣、紫陽花、当季雑詠
選者:佐々木忠利氏(荒川区俳句連盟会長)
投句数:1160句(一般の部966句/小中学生の部194句)
投句者数:351人(一般の部177人/小中学生の部174人)
過年度の入選結果
お問い合わせ
地域文化スポーツ部文化交流推進課文化振興係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)
電話番号:03-3802-3795(直通)
ファクス:03-3802-4769