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更新日:2025年10月29日
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越前市の山田賢一市長が荒川区を訪問されました~福井県外で初!コウノトリ米を荒川区の給食で提供~
本日、10月29日(水曜)、荒川区の小中学校が福井県越前市から「コウノトリ呼び戻す農法米(以下、「コウノトリ米」)」の提供を受けるのに合わせ、コウノトリ米の魅力や取組について知ってもらおうと、同市の山田賢一市長と「コウノトリ呼び戻す農法部会」の上野和美会長、「日本鳥類保護連盟福井県支部」の野村みゆき事務局長が荒川区のひぐらし小学校を訪れました。
コウノトリ米は、コウノトリを呼び戻し安全・安心で美味しい米を育むことを目指して、農薬や化学肥料を一切使わず、生き物との共生に配慮して作られており、越前市の小中学校の給食にも使われています。
コウノトリ米が県外の学校給食として提供されるのは、荒川区が初めてで、この度、荒川区の小中学校全34校に、玄米55俵(約3,300kg)のコウノトリ米の新米が提供されました。これに合わせて、学校図書館の蔵書として、絵本「くちばしのおれたコウノトリ」を全校に贈呈いただきました。
当日の様子
この日、区立ひぐらし小学校に、越前市の山田賢一市長とコウノトリ呼び戻す農法部会の上野和美会長、日本鳥類保護連盟福井県支部の野村みゆき事務局長が訪れ、校長室で滝口学区長、津田利枝校長と面会、懇談が行われました。懇談では、越前市のコウノトリプロジェクト等の取組や荒川区の学校給食を通じた食育の取組等について、情報交換しました。
また、5年生と6年生を対象とした「出前授業」が体育館で行われ、「コウノトリ呼び戻す農法部会」の上野和美会長と「日本鳥類保護連盟福井県支部」の野村みゆき事務局長から、コウノトリ米やコウノトリを巡る活動についてお話しがありました。事前に越前市の児童が出演するメッセージ動画で越前市やコウノトリについて学んでいた児童たちは、目の前で講師の方々が語る「生き物に優しい環境を作ること」「食べる事と命について考えて欲しい」などの言葉の一つ一つをしっかりと受け止めている様子でした。
この日の給食はコウノトリ米を使ったメニュー。コウノトリ米はとてもいい香りがして、つやつやしていました。給食を食べた6年の児童は、「講師の先生方のお話を聞いて、コウノトリや私たち人間を守るために安心安全なお米を作っていただいていることを知りました。コウノトリ米は甘くて美味しかったです。お米の見え方が変わりました。」と話していました。

歓談の様子(左から滝口荒川区長 山田越前市長 上野会長)

出前授業の様子

給食の様子

コウノトリ米を使った給食
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